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Channel: くにしおもほゆ
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キャロライン・ケネディーが和歌を呟いていた

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久しぶりにキャロライン・ケネディのツイッター・アカウントを覗いてみたら、何んと和歌を呟いています。
4月はアメリカでpoetrymonthなのだそうだ。それで4月中は毎日、英語の詩と日本の詩を交互に呟いていました。
 
「ひさかたの 光のどけき 春の日に しづ心なく 花の散るらむ」 紀友則(古今和歌集)
「東風(こち)吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春を忘るな」 菅原道真 (拾遺和歌集)
 
これら和歌をケネディ自身がちゃんと理解しているか? いや、そんなことはどうでもいいです。もちろん、大使館のスタッフが選んだ和歌で、ケネディが呟いているような設定になっています
大使の仕事とはそれでいいのです。スタッフが調整・準備準備したステージで演じてれば宜しい。
ケネディは実務経験のないド素人なのだから、特にそうです。
来日当初は自分のカラーを出そうとの意気込みからか、まずい調整で「disappointed」の震源地になってしまったり、捕鯨に文句を言ったりして大失敗を連発しました。
これでは何をしに日本にきたのか分かりません。
 
当時大ブーイングが大使館に殺到したようだから、ケネディも懲りて勉強になったと思います。
ネットに流れてくる情報によれば、日本に無理解のオバマ来日に合せて水面下でかなり頑張ったらしい。
最近の彼女のツイッターから画像を拾ってみました。
 
イメージ 1
 
 
イメージ 2
                  リニア新幹線の試乗
 
イメージ 3
大阪のテーマパークUSJの記念の行事で (これはサンケイ)
 
イメージ 4キャロライン・ケネディ駐日米国大使@CarolineKennedy4月12日
Today’s poem (Japanese only)/今日の詩歌:
「花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに」小野小町(古今和歌集)
小野小町が美貌の衰えるのを嘆いた歌ですが、
キャロラインは地道に仕事をこなしていかないと、
育ちの光 移りにけりないたづらに 我が身世にふる眺めせしまに 
になってしまいますよ。

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