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[転載] 破綻しているはずの 「対馬国境観光」 全国展開計画!!

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10月のスピカさまのブログ『対馬支援ブログ』より転載させて頂きました。
 
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                                      もう騙されないもんね
(以下、転載記事)

破綻しているはずの 「対馬国境観光」 全国展開計画!!

 やはり、と言うべきか、財部・対馬市長達は、誰が見ても破綻している「対馬国境観光」なるものを反省するどころか、日本中にばら撒こうとしているようです。

 「国境の島・対馬の観光を創る」の著者である岩下・花松両氏は前回取り上げた、
JIBSN主催シンポジウム「日本初の国境観光を創る:対馬の挑戦」

 のパネリストであり、岩下氏はJIBSN副代表幹事・北海道大学教授、花松氏は九州大学講師です。
 
 私が想像していた以上に、対馬市政媚韓の闇は深いようです。島内の反対派を抑え込むどころか、島外の怪しい学者を抱き込んで全国展開しようとは、考えてもみませんでした。

 対馬問題は、新たな次元に入った。そう確信させられました。


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西日本新聞書籍紹介欄より


『国境の島・対馬の観光を創る』  岩下明裕、花松泰倫 編著  (北海道大学出版会・864円)2014年07月20日(最終更新 2014年07月20日 13時19分)


 北方領土、竹島、尖閣諸島と領土をめぐる対立が続く中、「日本で最も安定した平和な境界地域」と長崎県・対馬に着目し「国境観光」の可能性を探った。
韓国・釜山との定期航路により外国人観光客で活気づく比田勝など上対馬を中心に現況を紹介。釜山発の韓国人団体ツアーの体験や、福岡発対馬経由釜山行きのモニターツアーのリポートを収録している。
 昨年、対馬を訪れた韓国人は18万人超。「対馬が危ない」と警戒する向きもあるが、著者は「ゲートウエー」として安定した相互依存の関係を築くことこそ国の安全保障を担保できると主張する。「先進的な国境地域の繁栄モデルとなりうる」上対馬に日本人が訪れることも提唱している。編著者の岩下氏は北大教授、花松氏は九大講師で、いずれも専門は境界・国境研究。
『国境の島・対馬の観光を創る』  岩下明裕、花松泰倫 編著  (北海道大学出版会・864円)
『国境の島・対馬の観光を創る』岩下明裕、花松泰倫編著(北海道大学出版会・864円)

=2014/07/20付 西日本新聞朝刊=
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西日本新聞【意見】対馬をゲートウエーとして 花松泰倫氏

2014年06月27日(最終更新 2014年06月27日 16時09分)

 ◆国境の島・対馬の未来 砦ではなく 
ここ数年、「対馬が危ない」という言説が目につく。明日にでも長崎県・対馬が韓国に乗っ取られるかのような論調で、2年前の仏像盗難事件以降、顕著になっている。
 昨年、対馬を訪れた韓国人は約18万人。2011年に釜山からの高速船運航が3社態勢となり、価格競争の激化で一気に増えた。多くは釜山港で免税品を購入後、対馬最北端の比田勝港に入り、キャンプやサイクリングで自然を堪能し、展望所で50キロ先の自国の陸影を探す。
 私が国境の実態調査で度々訪れた対馬北部の上対馬では「対馬が危ない」という話を聞いたことがない。韓国人との文化の違いに戸惑いながらも、生活のため、島の未来のため、折り合いをつけながら何とかうまくやっていこうとしているというのが、私の率直な実感だ。
 花屋を営む夫婦は自転車を少しずつ集め、貸し出す。自動翻訳機を使ってフェイスブックで予約を取り、週末はほぼすべてが出払う盛況ぶりだ。ご当地グルメ「とんちゃん焼き」を出す飲食店経営者は独学の韓国語を駆使して積極的に話しかけ、人気者になった。島内交通が不便なため、自ら車で韓国人を案内する。
 韓国人観光客も変化した。少なくとも上対馬ではモノを持ち去る、集団で騒ぐなどのマナー問題は劇的に減った。彼らは島民との会話や日本文化に触れる機会を求めている。リピーターを増やすため地元住民がマルシェを開いて交流を図るなど地域全体の「おもてなし」向上が現在の課題だ。韓国人の対馬ブームに沸く今こそさらなる発展のチャンスだろう。
 一方で、日本人にももっと来てほしいと島民は願う。福島の原発事故に伴う放射能漏れや今年4月の韓国フェリー転覆事故の影響で韓国人客が減ったからだ。そもそも、韓国人に比べて日本人観光客が少ないことが「対馬が危ない」という言説を生み出す要因にもなっている。
 昨年12月、九州大や北海道大、九州経済調査協会が福岡発対馬経由で釜山に渡る「国境観光」モニターツアーを実施し盛況だった。この体験をもとに来月7日、福岡市内のシンポジウムで議論を深める予定だ。ツアーの商品化も待たれる。
 一連の動きは、日本の他の国境地域と異なり、対馬と釜山の間に日韓で合意した境界線がきっちり引かれているからこそ可能なのだ。そこに「対馬が危ない」と隣国に対し過度に警戒感を示せば、人の交流に水を差し対馬は衰退するだろう。「砦(とりで)」ではなく、むしろ「ゲートウエー」として発展させる。そうなれば、対馬は国境地域の新たなモデルになりうる。
 花松 泰倫(はなまつ・やすのり) 九州大 (持続可能な社会のための決断科学センター講師) 1977年鳥取県生まれ。北海道大スラブ研究センター学術研究員などを経て今年2月から現職。専門は国際法、境界研究。「国境の島・対馬の観光を創る」(共著)を近く刊行予定。
九州大 持続可能な社会のための決断科学センター講師・花松泰倫氏
九州大持続可能な社会のための決断科学センター講師・花松泰倫氏

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