オバマ氏、動じずゴルフ 日英首脳と対照的
2014.8.22 18:02(産経)
首都を離れ、東部マサチューセッツ州の保養地で夏休み中のオバマ米大統領は、21日も大好きなゴルフに興じた。前日には、シリアで米国人ジャーナリストが過激派「イスラム国」に殺害される衝撃映像が本物と断定され、過激派を厳しく非難する声明を読み上げたその足でゴルフ場に直行。「過激派に誤ったメッセージを与える」などと批判を受けたばかりだった。
野党や一部メディアから上がる批判もどこ吹く風。同じイスラム国による記者殺害事件で休養先からロンドンに飛んで帰ったキャメロン英首相、広島市の土砂災害で静養を打ち切った安倍晋三首相と対照的だ。
「彼は中東で急展開している危機に対処するより、ゴルフコースに立つことを望んでいる。そのことが日々、はっきりしてきている」。チェイニー前副大統領は、米テレビのインタビューで、オバマ氏をこき下ろした。(共同)
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災害対応の専門家よりも総理大臣がより優れた対応ができると思っているのでしょうか、マスコミの安倍ゴルフ叩きは。
リーダーが災害が起こっている現地に飛び込んでゆくのを最初にパフォーマンスしたのは確か、以前の米国大統領(誰だったか?)がハリケーン被害直後の地を訪問したことだと思います。
「頼もしいリーダー」と称賛されましたが、その後、実は訪問の前にかなりの打ち合わせをしてからだったことが明らかになってしまいました。つまりその大統領は、大災害を利用して自分のイメージアップを行ったのです。
その打ち合わせのために、現地の対策にあたる人力がどれほどさかれたでしょうか。
民主党は元々反米のくせに、米国のかっこいいスタイルは大好きだったようです。
その1例が菅総理で、原発のことは知らないのに「僕は物凄く詳しいんだ」と言ってヘリで福島第一に行って吉田所長の采配を邪魔しました。
何事も「餅は餅屋」です。突発的なことへの対応は専門家に任せ、大きい判断を要するときに、リーダーは自分の責任で決断を下せばいいのです。
現在は通信回線さえ確保できていれば、外国に居ようとゴルフ場に居ようと、リーダーは現地の映像を見、関係者と連絡をとって判断を下すことができます。
東日本大震災のとき、菅総理を含めて民主党政府はあまりにもお粗末でした。
その当時は野党の(まだ総裁候補でもない)単なる1リーダーだった安倍晋三氏はどうしたでしょうか。車を手配し、自費で物資を調達し、満載して自分で運転して東北に届けに行ったのです。警察には内緒でした。連絡すれば自身の警備に警察官がさかれるからです。丁度小沢が放射能を極端にビビッて行方不明状態で長く隠れていた頃でした。
安倍総理は危機対応においても、本当のリーダーです。