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Channel: くにしおもほゆ
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絶滅した日本のトキがクローン技術でよみがえるかも

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かつて日本にトキ(朱鷺)がごく普通に住んでいました。その学名も「Nipponia nippon」(ニッポニア・ニッポン)と付けられていて、国鳥に指定されているキジと並んでまさしく日本を代表する鳥です。
これは日本のトキ最後の固体「キン」の剥製です。
 
イメージ 1
 
多くの読者が「えっ、トキっているじゃない」と思われているでしょう。
実はいま日本にいるのは中国産のトキなのです。日本のトキが絶滅したことを知って、当時の中国の超反日の江沢民がつがいを押し付けてきて、日本が有難がって拝受してしまっているのです。
                                 イメージ 3
                                    江沢民
私は動物大好きですが、個人的にはいまのトキには関心ありません。
日本のトキはとうの昔に滅んだと諦めていたのですが、いま一筋の光がさしました。
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鳥類孵化、顕微授精で成功 静岡大など世界初 国産トキ復活に光

2014.9.22 23:57(産経)
                              イメージ 2
            鳥類として世界で初めて顕微授精で産まれたウズラのひな(静岡大提供)
 
 静岡大などの研究チームは22日、卵子に精子を人工的に注入する顕微授精による鳥類の孵化(ふか)に、世界で初めて成功したと発表した。顕微授精はヒトの不妊治療などで手法が確立されているが、卵が大きく受精の様式が異なる鳥類では成功例がなかった。同大の笹浪知宏准教授は「野生種が絶滅した国産のトキなどもクローンで復活できる」と話している。
 笹浪准教授によると、鳥類の受精は、ヒトのように1つの卵子に1つの精子が侵入して成立する「単精受精」ではなく、1つの卵子に数十個の精子が侵入する「多精受精」という様式で行われる。卵自体が大きいこともあり、これまで鳥類の受精過程を体外で再現することは困難だった。
 研究チームは卵子に精子を注入する際、1つの精子に精子100個分に相当するタンパク質などの抽出物を注入。多数の精子が卵子に侵入する状況を再現し、顕微授精によるウズラのひなの孵化に成功した。また、成熟したひなが正常な繁殖能力を持っていることも確認した。
 この研究を応用すると、「卵をたくさん産むニワトリ」「肉質の良いニワトリ」といった遺伝的に優れた形質を持つニワトリの作成や、体の組織が冷凍保存されている国産のトキなど、絶滅した鳥類の復活も期待できるという。
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残念ながらこの報道記事の写真はトキではなくてウズラです。
しかし世界初の顕微鏡受精で生まれたとは、これはこれで凄い快挙です。
日本の誇る細胞技術に期待しましょう。
 
実は国民が感謝するべきことがあります。
カップリングなどの繁殖がことごとく失敗したとき、当時の学者・技術者はとても落胆したでしょうが、将来の科学に一縷の望みを託して、上の画像の「キン」を含めて雌雄1体ずつ、細胞を冷凍保存してくれていたのです。胸が熱くなります。
 
名実ともに日本のトキ、ニッポニア・ニッポンが甦る日が待たれます。

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