韓国・国民銀が考査契約違反 虚偽説明 日銀、外国銀で初公表
日銀は3日、平成24年1~2月に韓国最大手銀行の国民銀行東京支店を立ち入り調査(日銀考査)した際、国民銀が実態と異なる資料を提出し、虚偽の説明をするなどの考査契約違反があったと発表した。日銀が考査契約違反を公表するのは13件目で、外国銀行では初めて。
日銀によると、考査前に国民銀が提出した関連資料について、「一部債務者の名義が事実と異なっていたほか、考査期間中も虚偽の説明をした」という。
日銀考査は日銀と当座預金取引をする金融機関が対象で、経営の健全性をチェックし問題があれば改善を求める。行政権限に基づく金融庁検査とは異なるが、重大な契約違反については開示できる。ただ、「具体的な違反内容については公表を差し控える」(金融機構局)としている。
国民銀をめぐっては、担保価格を水増しして融資するなど多数の不正が明らかになり、金融庁は先に一部業務停止を命じた。これを受けて日銀も過去の考査結果を改めて点検。国民銀が書類の虚偽記載などを認めたため、違反を公表した。
日銀は「誠に遺憾」として、国民銀に経営管理態勢の改善策や実施状況を報告するよう求めた。
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この件ではこれまでに自殺者が相次いでいます。
この東京支店は日銀に対して、本当の状況を説明できない程深刻で、また本国からの救済も望めないのではないかと思います。
返済不可能な先に融資をするために、いくつかの先に分けて融資をするなどの不正が沢山あるのですね。
こちらは産経westの5月の記事
日本で不良債権の問題がクローズアップしたのは20年も前です。この時は韓国のすぐ近くの日本で起こったことを他山の石と見ていたのでしょうか。
国民銀行だけではありません。韓国系は似たような感じでしょう。
金融のセウォル号もどんどん沈没ですね。船長は逃げる準備中でしょう、きっと。
日本はもちろん助けないですよね。
小渕内閣の際に日本の銀行が軒並み不良債権を多量に抱えていることが問題になって大型の公的資金の投入が行なわれました。
民間の不良債権の問題に公的資金を投入することの是非が大きく議論されました。
日本の銀行でさえ反対が大きかったのですから、助ける訳ないと思っていますが、
経済界には一般国民とは全然別の発想があるようだから、釘をさしておかないと。