まるで選挙のキック・オフのために打ち上がったようなタイミングですが、この打上げ予定は何か月も前に定まっていたことです。
日本の誇るH2Aロケットは2003年に6号機で失敗した以外は、ずっと成功が続いて、成功率96%。これは凄いです。
母体となった「はやぶさ」は何度も予期しないトラブルが起こり、満身創痍で地球に帰還して大きな感動を呼びました。今回の「はやぶさ2」は「はやぶさ」の後継機ではありますが、2号機ではありません。トラブルの経験をもとに全く新しく設計された観測機です。
打ち上げ成功の報告を受けて安倍総理は、「有機物や水があるとされる小惑星のサンプルを地球に持ち帰る、世界初のミッションの第一歩が成功したことを大変喜ばしく思う」とのコメントを発表しました。
宇宙開発に力を入れることは自民党の公約でもあります。
また今回の目的の小惑星は前回の小惑星とは全然違います。 科学的価値の高い探査に日本が一番乗りをすることは素晴らしいことです。
「はやぶさ2」は往復6年間。52億キロの旅に出発しました。6年後に戻ってきたとき、迎えるのはどんな日本でしょうか。日本人が今よりも、もっと誇りと自信を取戻し、世界をリードする国家になっていることを強く望みます。
まずは、打ち上げの轟音と力強い飛翔を楽しみましょう。
JAXAによる動画です。
いろいろ説明がありますが、打ち上げだけなら1時間9分くらいからでいいです。
巨大な打ち上げ花火です。前祝してくれているようにも感じます。
H2Aのパワーを貰って、選挙を勝ち抜きましょう。