鳳山さまのブログ『鳳山雑記帳』より転載させて頂きました。
安倍総理とトニー・アボット首相の人間的な結び付きは強固なのですが、
オーストラリアは前政権時代に、中国との利権と人脈のつながりが大きくなってしまったらしいですね。
もう無理に日本の潜水艦の技術を提供しないほうが正解だと思い直しています。
(以下、転載記事)
対支那封じ込めにオーストラリアは期待できなくなりました。
豪州、次世代潜水艦入札プロセス開始 日独仏に参加求める
フランスは実質的に通常動力型潜水艦は無理でしょう。最後に建造した通常動力型はアゴスタ級だったかな?その後はリュビ級攻撃型原潜になったから技術が残ってるかどうかも疑問だし残っていても時代遅れでしょう。
実質的に日独の競争になりますが、日本は安売り合戦してまで売り込む意義を感じません。潜水艦は軍事機密の塊ですから。最終的にはドイツ製に落ち着く可能性が高いです。
豪州主催のフューチャー・サブマリン・サミットに日本の二社(三菱重工、川崎重工)は参加してないそうですからやる気もないんでしょうね。オーストラリアが外洋型の大型潜水艦を求めるなら日本一択。ドイツなら近海専門になります。
今、一番重要なオペレーションは海南島支那原潜部隊の監視なんですが、ドイツ製ならここまで持ってくるのもたいへんでしょうね。日本製ならアメリカを中心とした海南島基地監視作戦に参加できるんですがね。
今後の戦争は潜水艦が重要な要素を占めると思います。実質支那海軍の実力では日米の潜水艦を索敵できないでしょう。一方、日米海軍は支那潜水艦隊の行動を完璧に把握しています。さらに日米は、対潜哨戒機部隊も充実しています。どこかで読んだのですが海上自衛隊では対潜哨戒機P-3C部隊と潜水艦部隊が互いに敵味方となって演習するそうです。その際、潜水艦部隊はどのようにしても対潜哨戒機部隊に見つかるので「世界一いやらしい対潜哨戒機部隊」だと嫌っているとか。
日本の潜水艦でさえ発見されるのですから、支那潜水艦の発見など朝飯前でしょう。海中の戦いでは支那の勝ち目はありません。支那の潜水艦乗りがノイローゼになるのも分かりますね。自分たちは日米潜水艦部隊に常時監視されているのに、自分たちは相手をまったく探知できないんですから。生きた心地はしないと思いますよ(苦笑)。
その支那潜水艦監視作戦にオーストラリア海軍が参加してくれればありがたいのですが、このままでは無理でしょうね。日本も安売りしてまで軍事機密を渡すわけにはいきませんから仕方ありません。オーストラリアさん、諦めてくださいとしか言えません。