【謎の「油」】
「見てるぞ!」京都府警がポスター作成 モデルは女性警察官
全国の寺社などで油のような液体が相次いでまかれた事件を受け、宇治署は、警察官の目元のアップ写真を使った防犯ポスターを制作し、管内の社寺での掲示を始めた。モデルとなったのは宇治署の女性警察官。鋭い視線で見つめるデザインで、「見てるぞ!文化財を傷つけると犯罪です。」と呼びかけている。新たな犯行を抑止する狙いで、管内の社寺約20カ所に貼り出す。
同署が管轄する宇治市や久御山町では被害は確認されていないが、世界遺産の宇治上神社などがあることから、昨年、万引き防止などのため作ったポスターを活用して制作した。
宇治上神社や黄(おう)檗(ばく)宗大本山萬福寺など管内18カ所の社寺で、出入り口や文化財の付近に掲示する予定。同署は社寺の見回りも強化しており、「ポスターを見て犯行を思いとどまってほしい」としている。
産経west 2015.4.22 18:40更新
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
犯罪を犯す者はいつも「見られてないか・・・」と周囲の目を気にしています。
目の写真や絵を貼っておくだけで心理的な抑制効果がとても大きいという実験もあります。
文化財の放火や破壊はとりかえしのつかない被害になります。
犯人を捕らえるのはもちろんですが、犯罪を未然に防ぐことがとても重要です。
このポスターいいですね。
京都の宇治警察署の作成で、女性警察官がモデルです。
男性の警官では眼光が厳し過ぎて、善男善女まで威圧するかもです。
管轄の地域だけポスターを貼るにはもったいない出来だと思います。
全国で使えるようにしてほしいです。
目のポスターだけでなく
機械の目である防犯カメラをどんどん増やしましょう。
今すぐは設置の予算が・・ということでしたら
[防犯カメラ作動中]の札だけでもとりあえず。
そして本物の人間の目も。
警察官の立ち寄りと、社寺の方の見廻りも大事です。
近隣の方もよろしければご協力を。
また文化財保護法の改正も必要です。
[重要文化財を損壊し、き棄し、又は隠匿した者は、5年以下の懲役若しくは禁錮又は30万円以下の罰金に処する。](107条)
重要文化財ではない登録有形文化財などや都道府県や市町村が指定する文化財は対象にさえなっていません。