カナダにお住いの櫛田B子さまのブログ『天晴!にっぽん』(Hatenaブログ)より転載させて頂きました。
下のタイトルをクリックして元記事へ行けます。
(以下、転載記事)
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2013-06-27
航空大手の機内ヘッドフォンだけではない 中国の「奴隷製品」
AFP BB News
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2952834/10969236
2013年06月27日 発信地:シドニー/オーストラリア より
機内ヘッドホンを中国刑務所の強制労働で生産か、カンタス・BAなど航空大手
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2952834/10969236
2013年06月27日 発信地:シドニー/オーストラリア より
機内ヘッドホンを中国刑務所の強制労働で生産か、カンタス・BAなど航空大手
豪シドニー(Sydney)の空港で撮影された豪カンタス航空(Qantas Airways)機(2007年6月24日撮影)。(c)AFP/Torsten BLACKWOOD
【6月27日 AFP】豪カンタス航空(Qantas Airways)は26日、同社が機内用ヘッドホンとして購入した製品が中国の刑務所で生産されており、生産目標を達成できなかった受刑者が繰り返し殴打されたり独房に隔離されるなどの懲罰を受けていたとの報道を受け、調査を開始したと発表した。
豪紙オーストラリアン・フィナンシャル・レビュー(Australian Financial Review)によると、中国南部・広東(Guangdong)省東莞(Dongguan)にある刑務所ではカンタスの他、英ブリティッシュ・エアウェイズ(British Airways、BA)、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ(Emirates)航空など、世界の大手航空各社が使用する製品が作られていたという。
同紙は、東莞刑務所から最近釈放された元受刑者2人に取材。刑務所内でカンタス、BA、エミレーツのエコノミークラスで使用する使い捨てイヤホンを生産していたとの証言を得たという。
2人のうち、過失致死罪で4年間服役していたというニュージーランド人のダニー・カンシャン(Danny Cancian)元受刑者は同紙に、生産目標が達成できなかった受刑者は「外に連れ出され、テーザー銃で撃たれた」と語った。「非常に残酷な環境だった。毎朝、目覚めると、今日1日を乗り越えられるだろうかと不安に思った」という。
カンシャン元受刑者によると、週70時間を超える労働に対し、受刑者らに支払われた報酬は1人あたり月8元(約127円)だった。生産したヘッドホンは航空会社の社名が記された箱に入れていたという。
匿名を条件に取材に応じたもう1人の元受刑者は、電子機器やヘッドホンに使われる誘導子を作っていたと述べた。「カンガルーのロゴのついたカンタス航空のために生産していた。エミレーツやBA、その他たくさんの航空会社のためにも作っていた」
同紙は、東莞の卓星電子(Joystar Electronics)にも取材し、同社が大型受注に対応するため受刑者らを労働力として活用しており、昨年はベトナム企業エアフォニクス(Airphonics)からカンタス向けに30万個のヘッドホンを生産を受注したとの関係者の発言を伝えている。カンタスはエアフォニクスと取引があったことは認めている。(c)AFP
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中国のことです。これはごく一部で行われていること、というわけではないでしょう。
囚人が奴隷状態で働かされて作られた "Made in China" 製品は世界中に出回っているだろうと簡単に想像がつきます。
中国共産党から迫害を受けている法輪功の信者(学習者と呼ばれる)の強制労働は海外発のニュースなら簡単に探せます。
日本語に翻訳されたものも多数あります。
動画『粗悪な環境で造られる「奴隷製品」』
https://www.youtube.com/watch?v=zhRBYANfHmg
強制労働や信者からの生きたままの臓器摘出は日本の報道を探しても出てきません。せいぜい政治犯としての話題程度で濁してあります。
これに関しては日本政界と中国のつながりが強い影響を及ぼしていると言われていますが、また別のエントリーで取り上げたいと思います。
昨年米国で販売された中国製製品の隙間に託された囚人の手紙が発見され、話題になっていました。
大紀元 http://www.epochtimes.jp/jp/2012/12/html/d93841.html
2013年6月15日 より
ハロウィングッズから中国囚人のSOSレター 米政府調査へ
【大紀元日本12月28日】米国で販売されていた中国製のハロウィングッズから中国強制労働収容所からの助けを求める手紙が発見された。差出人は囚人で、自分がこの商品を作ったと名乗り、中国の監禁施設では過酷な奴隷のような労働を強いられていると訴えた上、手紙を国際人権団体に渡すよう書き留められていた。
オレゴン州地方紙「ザ・オレゴニアン」は23日にこの件を報道し、米国の関連政府機関もすでに調査を始めたという。また、同グッズを販売したKmart社の親会社シアーズ社は声明文を発表し、調査を約束した。囚人の奴隷労働が事実ならば、中国の提携会社との契約を打ち切ると表明している。
ザ・オレゴニアン紙によると、オリゴン州在住のジュリー・キースさんは今年10月、一年前のハロウィンのときに買ったお墓セットから同手紙を発見した。手紙は非常に小さく折り畳まれており、墓石の間に隠されていたという。
手紙は署名なしで、英語と中国語で書かれていた。
「この製品を買われた方へ:この手紙をぜひ世界人権団体に渡してほしい。中国共産党政府の迫害に耐えているここの数千人は永遠にあなたに感謝し、あなたを忘れない」
手紙によると、このお墓セットは瀋陽市馬三家強制労働収容所の二所八大隊の囚人が製造した。
「ここでは、人々は毎日15時間の労働を強いられており、土日も祝日も休めない。従わなければ、拷問、暴行、言葉の暴力を受ける。労働報酬はないに等しいのだ(月に10元)(編集者注:約120円)」
「ここの人は平均1~3年の強制労働を命じられているが、法的な裁判は受けていない。彼らの多くは完全に無実の法輪功学習者だ。中国共産党政府の理念と異なる信仰を有しているだけで、ほかの囚人よりもさらに厳しい懲罰を受けている」
キースさんは手紙をFacebookに載せ、地元メディアに取り上げられる運びとなった。オレゴニアン紙の報道では、「これまでも法輪功学習者が強制労働収容所に収監されているとよく報道されていた。手紙はまさにこのことを裏付けた」と評した。国際人権団体も「手紙が描いた状況は、我々が把握している状況と一致している」とコメントしている。
法輪功の公式サイト「明慧ネット」はこれまでに、強制労働収容所の奴隷労働の状況を繰り返し伝えてきた。それによると、製造品は服装、食品の包装箱、綿棒のような日用品、化粧品、クリスマスグッズなど多種多様で、その大半は日本や韓国、欧米諸国に輸出されている。
(翻訳編集・叶子)
※この記事は2012年12月28日に発表されたものですが、問題への関心の高まりを考慮し再度トピック欄に掲載しました。
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元の記事です。
Halloween decorations carry haunting message of forced labor | OregonLive.com
その後この手紙の主の生存が確認されたとの続報が出ています。
The Oregonian
Reporter in China finds man who says he wrote plea for help discovered in Oregon | OregonLive.com
NY Times
Behind Cry for Help From China Labor Camp
http://www.nytimes.com/2013/06/12/world/asia/man-details-risks-in-exposing-chinas-forced-labor.html?pagewanted=all&_r=0
2013年6月10日 新唐人TVによると
先日米カリフォルニア州で米中首脳会談が行われた際、法輪功迫害問題は米国国会議員共通の関心事になりました。
米上院のロバート・メネンデス外交委員長(民主党)は先日、オバマ大統領に書簡を送り、法輪功などの人権上の問題を習近平国家主席に圧力をかけるよう呼びかけました。
米国の中国に関する連邦議会・行政委員会CECC(Congressional-Executive Commission on China )も法輪功への迫害停止を呼びかける声明を発表しました。
多くの人権および信仰団体も共同でオバマ大統領に呼びかけ、中国共産党が法輪功学習者・王志文さん、李昌さん、人権弁護士の高智晟さんら政治犯として収監されている人々の釈放を促しました。
http://www.youtube.com/watch?v=O0s7F1wkbVg
それにしても日本の報道はこの問題をはじめ中国人の本性に行き着く話題は無視のご様子。
情けないものです。