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「FIFA汚職」を読み解く…3つの疑惑、3人のキーマン、3つのターゲット

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2015.6.13 11:00更新産経west 

【蹴球論】
「FIFA汚職」を読み解く…3つの疑惑、3人のキーマン、3つのターゲット

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    2008年1月2日に61万6千ドル、同31日に160万ドル、そして3月7日に778万4千ドル-。米司法当局が5月27日に発表した約160ページにわたる起訴状には、国際サッカー連盟(FIFA)のハイランクに位置する人物が仲介したとされる計1千万ドル(約12億4千万円)の送金についての詳細が記されていた。
     起訴状によると、このお金は2010年ワールドカップ(W杯)招致に成功した南アフリカから、開催地選定に便宜を図ったジャック・ワーナー元FIFA副会長(トリニダード・トバゴ)への謝礼だった。その後、送金手続きを行ったハイランクに位置する人物がFIFAナンバー2のジェローム・バルク事務局長である疑いが欧米のメディアで相次いで報じられ、会長選挙で5選を果たしたばかりのゼップ・ブラッター会長が辞任を表明する引き金となった。


    口利き、買収、票の取りまとめ…3つの疑惑でFIFA激震
     米司法当局とスイス捜査当局による幹部らの一斉摘発以来、激震が続くFIFAの事件には、3種類の疑惑、3人のキーマン、3つのターゲットがある。3種類の疑惑は(1)中南米のW杯予選や国際親善試合の放送権やマーケティング権に関わる口利き(2)FIFA理事会で決定するW杯開催地選定での買収(3)FIFA総会で投票が行われる会長選挙での票の取りまとめ-に大別される。

    3人のキーマンは(1)元北中米カリブ海連盟(CONCACAF)事務局長で、脱税の罪を認めて司法取引に応じ、米司法当局の協力者に転じたチャールズ・ブレイザー元FIFA理事(米国)(2)FIFAの依頼を受けて18年と22年のW杯招致に関わる疑惑の調査を行いながら、報告書が全文公開されないことに異議を唱えて辞任した元FIFA倫理委員会調査部門トップのマイケル・ガルシア氏(3)11年の前回会長選挙に立候補しながら、総会直前にジャック・ワーナー元副会長とともにカリブ海連合(CFU)の票の取りまとめを行った疑惑が明るみに出てサッカー界から永久追放された元アジア連盟会長のビン・ハマム元FIFA理事(カタール)。

     3つのターゲットは(1)米司法当局の起訴状で最も多くの疑惑を指摘され、国際刑事警察機構(インターポール)によって国際手配されたワーナー元副会長(2)1998年の会長就任以来、サッカー界の商業主義を推し進めてきたブラッター会長(3)招致合戦が過熱し、英紙のおとり取材で理事2人が金品などの見返りを要求したことが報じられるなど、疑惑の目が向けられてきた18年と22年のW杯開催地(ロシアとカタール)の選定-だ。

    この産経記事はこの後の部分がありますので、興味ある方は上端に掲示のURLで飛んでください。
    産経westの記事は東京版よりも読者が少ないです。よくまとまっているので、情報洪水に埋没させるには惜しくて紹介しました。
    スポーツ界の不透明さは、どうしようもない感じで、日本だけじゃなく世界中同じですね。

    私の強い関心は、FIFAからさらにIOCに飛び火するのではとの一点です。
    国内の各スポーツ団体もかなり汚染が進んでいるように見受けられますが、在日勢力が理事だとかコーチだとかになって、スポーツを牛耳っているのは許せません。
    ネットの住民は選手の内部告発などを待って広め、浄化を応援しましょう。
    重要なポイントは、各種のスポーツ団体が税を使った補助を得ていることです。
    スポーツ界を掃除して、スッキリした気分で東京オリンピックに備えましょう。



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