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[転載] 祟りじゃ~ 憲法大明神の祟りに怯える日本人

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10月のスピカさまのブログ『国防パッチ』より転載させて頂きました。
 
(以下、転載記事)(下のタイトルをクリックして元記事に行けます)

祟りじゃ~ 憲法大明神の祟りに怯える日本人


 横溝正史原作、野村芳太郎監督の「八つ墓村」(1977年)という映画をご存知でしょうか?
 金田一探偵が八つ墓村を訪れると、「祟りじゃ~!八つ墓明神の祟りなんじゃ!」と変なお婆さんに追い返されます。
 田舎の因習や怨念を描いた映画ですが、実は今の日本人はこれを笑えない状況です。日本人が70年もの間、今に至るまで、とある因習・祟りに怯えているからです。
 それは、「
憲法9条というそれは恐ろしい大明神で、触れたら祟り(戦争)が起こると、日本人が信じこみ、固陋な老人どころか先進的なインテリまでもが崇めている神様です。
 そんな馬鹿な!と思いますか?
 精神論や妄想に囚われ、科学的視点から現実を冷静に見られず行動できないのは同じです。

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 折しも国会では安全保障法制で与野党の論争が繰り広げられています。
 自衛官のリスクや紛争への巻き込まれのリスクならまだしも、憲法云々は完全に論点ずれてます。



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 日本は立憲国家です。最高法規として法体系の頂点である憲法に関する論議はもちろん大切です。
 しかしあまりに憲法が優先度高すぎます。
 国家の責務とは、国民の生命財産、国家の主権と領土を守ることであり、そのために憲法があるべきです。
 国際情勢が激変し、中国が台頭し沖縄や尖閣が危ない。誰の目にも明らかです。
 そのために法規である憲法は如何にあるべきか?という議論なら大歓迎で、大いにすべきです。



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 日米同盟強化のメリット。
 紛争への巻き込まれのリスクなどのデメリット。

 それらの甲論乙駁なら是非ともすべきです。
 しかし現実は悲惨なものです。

 憲法を神として崇める中世の神学者・異端審問官か、村の長老みたいな憲法学者が専門外の安全保障に口を出す。
 冷徹で、冷酷な現実である国際政治や安全保障の論議は後回し。
 政治や科学より精神。大日本帝国の世論から全く進歩していない。

 何を恐れているのか?
 何で固執するのか?

 意味が分かりません。神様である憲法を粗末にすると祟りがあると怯えているとしか思えないですね。

 八つ墓明神の祟りを恐れ、ただただひれ伏している村人。逆らうなど思いもつかない。
 憲法のために人が死んでも良いと言わんばかりです。まるで神様に言われるがままに若い娘を人身御供(拉致被害者)に差し出す村人。そのくせ救世主(侍、岩見重太郎)を待ち望んでいる。(その救世主がGHQ様?)


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 長くなりました。
 子供の頃の福沢諭吉は、村人が祟りがあると恐れている祠を暴き、中の石ころを捨て、何日たっても祟りなんて無かったよと、豪快に笑い飛ばしたそうです。

 迷信を払い、科学的啓蒙をし、日本近代化の礎を築いた福沢諭吉。

 時代は違い、科学は進歩しても、人間の精神はあまり変わらない気がします。

 因習を打破し、日本人自信の手で未来を切り開きましょうよ!

 救世主は現れません。自分達が救世主になりましょう。
 政治・経済も科学も安全も、誰かが、憲法が与えてくれるものではなく、すべては国民の現実的な努力で作られるものなのですから。


 
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