「愛国百人一首って、一体何?」の疑問には、下の過去記事一覧の1番目をご覧ください。
ふる雪の白髪(しろかみ)までに大君に仕えまつればたふとくもあるか
橘諸兄(たちばのもろえ)の作です。
冷え込む季節になりましたね。
天皇から「この雪を題材にして歌を詠むように」との仰せにその場に居合わせた何人かが応じた中で、この左大臣の橘諸兄の歌が優れていて世に残りました。
文法も現代訳も今回は要らないですね。
拙ブログには私と同年代の訪問者様が多いようです。
皇居では天皇陛下の周りにはベテランの方々がそれぞれの道で仕えられていて羨ましく思います。
でも全く近くではないですが、一国民として心はお近くに居ることは出来ます。
『海ゆかば』には大伴家持の歌の一節「大君の辺にこそ死なめ」がありますが、その意味だと解釈しています。
人間は必ず死ぬものですから、天皇のおられる日本の為に何か出来ることを頑張ることで、後世の日本人はその分、1ミリでも幸せになれるかもしれません。