火急のときに英軍の来援とか期待できるのだろうか。遠路やって来ても小部隊に決まっているし、何が変るのだろうかと、ニュースを見た瞬間は思いました。
でも考えてみれば、これは凄いことですよ。
湾岸戦争を思い出しても、米軍は単独で戦う戦力がありながら、英軍、仏軍、そして実に37カ国の陣容で当たりました。その中には却って手足まといになる国も多いです。要は「多くの国」で団結して攻める姿勢が世界の世論に有効だからです。
日本を守る枠組みに、英軍が例え形だけでも加わると、視覚効果だけでも大きい効果が得られるでしょう。さらにインド軍の存在もありますね。
日英防衛相会談 英空軍機と共同訓練へ 北朝鮮への対応で連携強化
ファロン氏は、災害救援分野などに関する東南アジア諸国の能力構築支援に向け、日英防衛当局間でワーキンググループを設けることを提案。中谷氏も応じる考えを示した。
また両氏は核実験を強行した北朝鮮を非難するとともに、北朝鮮への対応で緊密に連携することで一致。南シナ海で人工島造成を進める中国を念頭に、力による現状変更に反対する立場も確認した。
中谷氏は会談後、記者団に「ルールに基づく国際秩序維持を掲げる英国と共通の声を上げ、共に取り組む基盤ができた」と強調した。