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レアメタル探査権取得へ 日本、南鳥島沖の公海 ハワイ沖以来26年ぶり

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レアメタル探査権取得へ 日本、南鳥島沖の公海 ハワイ沖以来26年ぶり

2013.7.20 11:55 (産経)
 
 経済産業省は20日、日本最東端の南鳥島沖約600キロの公海で、ハイテク機器に用いられるコバルトやニッケル、白金などレアメタル(希少金属)を多く含む海底地層「コバルトリッチクラスト」の探査鉱区(計3千平方キロメートル)を国際海底機構から独占取得する、と発表した。経産省によると、日本の同機構からの探査鉱区取得は、ハワイ南東沖の「マンガン団塊」以来、26年ぶり。
 
 日本はレアメタルなど鉱物資源の大部分を世界各国からの輸入に頼っており、取得が実現して生産が可能になれば、資源の安定供給につながる。独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が2012年に国際海底機構に申請し、ジャマイカで開かれた会合で19日(日本時間20日未明)に承認された。南鳥島沖では、13年度内に探鉱鉱区6カ所を取得。探査権は15年間有効で、日本はその間に本格的な調査に入り、開発技術の研究などに取り組む。
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イメージ 1
鳥島という名の島がややこしいので、まず整理しておきます。
中国が岩だと難くせをつけて、未だに狙っているのが「沖ノ鳥島」、
レアアースで有名になったこの島は「南鳥島」です。
ほかに天然記念物のアホウドリで有名な鳥島が伊豆諸島の中にあり、
「伊豆鳥島」とも呼ばれていて、これらはどれも重要な鳥島です。
 
日本人なら忘れもしません。2年前に尖閣沖で中国船が日本の巡視船に体当たりして船長が逮捕された際に、中国は露骨にレアアースの対日輸出を規制して圧力をかけてきました。我々は資源に恵まれない祖国の厳しさを改めて痛感したのでした。
 
しかし日本人は、これに対して
○これら希少資源を使わずに代替の元素で有効な方法を探す
○廃棄物から回収(いわゆる「都市鉱山」)する方法の開発
また、いますぐの需要に応じるために、世界数か国でレアアース鉱山の開発を行い、既にどんどん稼働を始めています。
 
一方、ハワイ沖(公海)の海底から、沖縄の海底から、そしてこの南酉島周囲の海底から高濃度のレアアースを含む泥が採取されました。
 
イメージ 2
 
まだごく一部の海域で調査が始まったばかりですが、特に南鳥島沖に無尽蔵に存在することはどうやら確かのようです。
片や中国は無計画に露天掘りで採掘しているので、雨で流れ、地下水に混入し、大規模な公害問題を引き起こしています。それもあと20年で枯渇をすると言われています。
 
 
 
 

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