日本の伝統文化の演歌を絶やすな! 超党派「演歌議連」発足へ
自民、民主、公明など超党派の有志議員が2日、演歌や歌謡曲を支援する議員連盟「演歌・歌謡曲を応援する国会議員の会」の発起人会合を国会内で開いた。演歌や歌謡曲を日本で生まれ、発展した文化と捉え、振興を目指す。
会合では、今村雅弘元農林水産副大臣があいさつし、「日本の国民的な文化である演歌、歌謡曲をしっかり応援しよう」と呼びかけた。会合には歌手の杉良太郎さんも出席し、「演歌や歌謡曲は若者からの支持が低い。日本の良い伝統が忘れ去られようとしている」と危機感を表明し、支援を求めた。
議連は月内に発足の予定で、会長には自民党の二階俊博総務会長を内定した。今後、議連では地方のカラオケ大会などに歌手を招いて演歌や歌謡曲に直接触れる機会を設けて愛好者の裾野を広げるなど、振興策を検討する。
祝日「山の日」が制定された時も、江藤征士郎会長の変な議連が出来たと思ったらあれよあれよという間に法律が通ってしまいました。
尖閣でじわじわと危機が迫っているし、南シナ海の状況もかなり危険な昨今なのにです。
文化関連の議連を作るなといってるわけじゃありません。
「日本の伝統文化の危機」を論じるなら、優先すべきは文楽がパトロンたるべき大阪の行政から苛め抜かれているのを国が手を差し伸べるべきではありませんか。
民謡が(沖縄民謡を除いて)徐々に廃れていくのを食い止めるべきではありませんか!
演歌については、「伝統文化」の範疇に仲間入りさせる程ではないと思います。
演歌歌手は皆巧いので、良い歌が聴かれなくなったことが原因ではないでしょうか。
涙・酒・夜霧・海峡など、お決まりの語の順列・組みあわせから飛び出す名曲は出ないのでしょうか。
『帰ろかな』のように。https://www.youtube.com/watch?v=AmUXHQ6SHlg
いや、お決まりの語を使っても、着想と作詞が優れていれば良い歌が出来ます。
私の大好きな演歌を二つ。どちらも森進一ですが。
『港町ブルース』「背伸びして見る海峡を今日も汽笛が遠ざかる」の歌詞からは情景が見えるように伝わってきます。
『襟裳岬』「北の街ではもう 悲しみを暖炉で燃やしはじめてるらしい 」これも凄い。
作詞家、作曲家の先生たちにもっと頑張ってもらいましょう。
二階さん!演歌と歌謡曲は国会で議論するような課題じゃないと思いますが・・
それよりも、あなたの大好きな中国に意見することが一杯ではないでしょうか!