ふるさと納税に各地の市町村は返礼を付けるなどあれこれ工夫していますが、これはいいですね。
関市の伝統産業の発展のためにも良いし、日本刀の愛好者の層を拡げることに繋がるでしょうから文化ファンとしても大賛成です。
いま日本刀の大ブームで、展示会には“刀剣女子”も大勢詰めかけているようです。
自分で所有するとなると、手入れとか大変でしょうが、短刀なら何とかなるでしょう。
納税義務も果たせて、伝統産業にもお助けできて、本物がゲットできる機会です。
読売 2016年03月24日 07時47分 http://www.yomiuri.co.jp/national/20160323-OYT1T50154.html?from=yartcl_outbrain1
ふるさと納税、日本刀で返礼…地元の刀匠が制作
岐阜県関市は23日、「ふるさと納税」で市に100万円を寄付した人に、返礼品として、地元の刀匠が作ったお守り刀(短刀)を贈ると発表した。
限定20本で、4月1日から申し込みを受け付ける。刃物のまちをPRするとともに、仕事の創出により、若手刀匠を支援する狙いがある。
関市によると、ふるさと納税の返礼品として日本刀(真剣)を贈るのは全国初という。お守り刀は、刃渡り8寸(約24センチ)前後で、白木の 鞘 ( さや ) 入り。地元の「関伝日本刀鍛錬技術保存会刀匠部会」(尾川光敏会長)の協力を得て、同部会に所属する10人前後の刀匠が制作する。市は寄付額の半額に相当する50万円を、刀匠側に支払う。
寄付者は刀匠と面談して、希望する刃文をリクエストしたり、寄付者の銘を入れてもらったりすることができる。結婚する娘に持たせる刃渡り6寸(約18センチ)の「嫁入り短刀」を注文することも可能。制作期間は約6か月で、鞘や刀身を鞘に固定するはばきなども、関市の職人が手がける。制作する刀匠の指名はできない。
問い合わせは、関市市民協働課(0575・23・6831)。
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