読売2016年04月14日 10時21分http://www.yomiuri.co.jp/politics/20160414-OYT1T50041.html
小泉進次郎氏、既存の社会モデル「ぶっ壊す」
自民党の若手議員からなる「2020年以降の経済財政構想小委員会」は13日、将来の財政運営のあり方などに関する中間報告を発表した。
高齢世代だけでなく、現役世代で困っている人のための社会保障制度見直しなどが柱だ。
小委員会の事務局長を務める小泉進次郎農林部会長は党本部で記者会見し、人口減少の影響で既存の
社会モデルが通じなくなることに懸念を示した上で、「政治が(既存の)レールを『ぶっ壊していく』」と強調。中間報告にもこの表現が盛り込まれた。小泉氏の父、純一郎元首相が総裁選などで「自民党をぶっ壊す」と絶叫したことにならい、この表現を踏襲したとみられる。
民主主義は正しい政治形態だとは思いますが、その欠点は既に古代ギリシャの政治に現れています。より多くの人を味方に付けるために、まずは目立って注目を集めて、分かりやすいキャッチフレーズを打ち出した者が勝ちます。
小泉政権が今の日本に一体何を残してくれたのだろうかと考えれば、答えはおのずから明らかです。
今回、ジュニアが父親の『ぶっ壊す』を踏襲するなら、その手法には賛成できません。
折しも米国の共和党では鳥をも落とす勢いのトランプがつまづいて、社会主義者のサンダース候補が前面に出てきています。彼は伝統的な共和党の考えには程いものがあり、日本にとってはトランプの方が遥かに望ましいと思います。
2012年9月に、ほんの不注意な一言で石破は自民党総裁の椅子を掴み損ね、奇跡のように安倍政権が実現しました。政治は一寸先は闇ですね。
読売2016年04月06日 23時49分 http://www.yomiuri.co.jp/world/20160406-OYT1T50038.html?from=yartcl_outbrain1
共和トランプ氏大敗、民主はサンダース氏勝利
【ミルウォーキー(米ウィスコンシン州)=黒見周平】米大統領選の共和党指名候補争いは、5日夜(日本時間6日午前)に開票が行われた中西部ウィスコンシン州予備選で、不動産王ドナルド・トランプ氏(69)が保守強硬派のテッド・クルーズ上院議員(45)に大敗を喫した。
米メディアは、党主流派がトランプ氏の指名獲得を阻止しうる「党大会での決着の公算が増した」(ニューヨーク・タイムズ紙電子版)と報じている。
米CNNテレビによると、開票率99%の段階で、クルーズ氏は得票率で48・2%と、トランプ氏に約13ポイントの大差をつけた。勝者がほとんどの代議員を獲得するため、42人の代議員のうち、少なくとも36人をクルーズ氏が獲得し、トランプ氏は3~6人にとどまる見通しだ。
先週、「人工妊娠中絶を行った女性は罰せられるべきだ」と発言し、女性団体から批判が相次いだことが響いたとみられる。かつての勢いに陰りが出たことで、トランプ氏が代議員の過半数1237人を獲得出来ないとの見通しも出てきた。トランプ氏は敗戦後、公の場に姿を見せなかった。
予備選・党員集会が終わる6月7日までに、トランプ氏が過半数の代議員を得られない場合、決着は7月18~21日の党大会にもつれ込む。過半数の支持を得る候補が出るまで、代議員による投票が繰り返される。党主流派からは、ポール・ライアン下院議長らを指名候補に選出するよう求める声がある。
CNNによると、同州で行われた民主党の予備選では、バーニー・サンダース上院議員(74)が56・5%の得票率で、約13ポイントの大差でヒラリー・クリントン前国務長官(68)に勝利した。代議員は原則、得票率に応じて比例配分され、サンダース氏が46人、クリントン氏が36人を獲得した。