なでしこりん様のブログ(言論統制のアメーバブログ)より転載させて頂きました。
このブログ(不死鳥復活サイト)のURL: http://ameblo.jp/nadesikorin-fight/
(以下、転載記事 ↓のタイトルをクリックして元記事に行けます)
2016-05-13 12:24
- ..フィリピンとアメリカで同時進行している犯罪者への直接厳罰主義!
........結果を出せない民主主義社会は超法規社会にとって代わられるかも
.....なでしこりんです。フィリピンの大統領選挙のお話。日本ではあまり話題にはなっていないようですが、「世界の流れ」から見ると今回の選挙はとっても重要な出来事になると思います。まずは「Cilsien – ASEAN News Clips」の記事から。
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.....フィリピン大統領選挙は5月9日に投票が行われ、民間選挙監視団体の非公式途中集計によると、5月10日夜時点でロドリゴ・ドゥテルテ氏(ダバオ市長)が開票率94%時点で39%を得票し2位以下を大きく引き離し当選確実となった。http://cilsien.info/archives/13743
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.....何が重要かというと、今回、フィリピン大統領に当選確実となったロドリゴ・ドゥテルテ氏は「超法規主義者」ということ。もう少し正確に言うと、「民主主義的な手法にこだわらずに民主主義社会を目指す人」ということ。
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.....ロドリゴ・ドゥテルテ氏は元々はフィリピン・ミンダナオ島のダバオ市で弁護士や検察官をやっていた人です。そんな彼がダバオ市長に立候補して当選したのが1988年。その後、娘さんに一時期市長職をゆだねた時期もありましたが、ほぼ20数年間、ダバオ市の安定に尽力してきた人物です。ロドリゴ・ドゥテルテ氏を「フィリピンのトランプ」と呼ぶ向きもありますが、ロドリゴ・ドゥテルテ氏は「有言実行」を実践したきた人ですから、トランプ氏以上にすごいかも?
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.....よく言えば「ダーティーハリーー」。悪く言えば「死刑執行人」であり、ロドリゴ・ドゥテルテ氏には直属の「ダバオ処刑部隊(Davao Death Squad)=自警団」がいるんだとか。実際、ダバオ市では、1400名を越える犯罪者が不審死。でも、犯罪者限定の暗殺で、ダバオ市は現在は「フィリピンで一番安全な都市」になったとか。フィリピン国民が一地方都市の市長を大統領に選ぶのには「それなりの理由」があったわけです。
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.....ロドリゴ・ドゥテルテ氏も「私が大統領になったら、犯罪者10万人がマニラ湾に浮かぶ」と早速、犯罪組織に宣戦布告しています。フィリピンにはイスラムゲリラや共産ゲリラ、おまけに国際マフィアもいるわけですから、ロドリゴ・ドゥテルテ氏の前途は多難です。
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.....でも、フィリピンの国民はロドリゴ・ドゥテルテ氏を選んだ。私は、フィリピンの人たちが「民主主義社会の手間ばかりに時間がかかって、そのわりに事態が改善しないことに倦んだ(嫌になった)のでは?」と思っています。アメリカだってそうでしょう。いくら、民主主義的な言辞を弄しても事態が改善しないことに倦んだアメリカ人がトランプに期待する。 「きれいごとはもう聞き飽きた。さあ、犯罪を減らしてくれよ!」というのが今の時代の国民の民意じゃないのかな?
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.....フィリピンとアメリカで同時進行中の「超法規的民主主義社会」。そこには犯罪者への憐れみはいっさいなく、犯罪者にのみ厳罰が待つ社会。私は、現時点ではそういう社会が「よいか悪いか」は分かりませんが、日本だって外国人犯罪者が増えれば、ロドリゴ・ドゥテルテ氏のような「実行力のある政治家」を期待する声が増えるかもしれません。日本の時代劇では、悪人は最後は斬られます。勧善懲悪の精神は大事です! By なでしこりん