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友達のお父さんは私に機関銃弾を見せ、誇らしく言った「3人やっつけた!」

いつも遊びに行っていた友達の家で、お父さんは宝物を私に見せてくれました。
一発の機関銃弾。火薬は付いてなくて、銃弾だけですがとても大きく見えました。
 
自ら志願して入隊し、機関銃兵となって闘って終戦は上等兵で迎えたとき、厳しい軍規を冒してまで1個の銃弾を持ち帰った。
それほどこのお父さんにとって誇りだったのです。
子供だったので、どこの戦線だったのかとか、詳しいことは聞いていません。
ただ「凄い!」と思いました。
 
まもなく恒例の終戦記念日がやってきます。
戦争はとても大きい歴史のイベントで、多くの人の体験が紹介されますが、こういう話もあるのです。むしろ、当時としては一般的な反応のひとつだったのではないでしょうか。
 
 
唱歌「冬の夜」 作詞作曲者不詳

1 ともしび近く 衣(きぬ)縫う母は
  春の遊びの 楽しさ語る
  居並ぶ子供は 指を折りつつ
  日数かぞえて 喜び勇む
   いろり火はとろとろ 外は吹雪

2 囲炉裏のはたに 縄なう父は
  
過ぎしいくさの 手柄を語る
  居並ぶ子供は ねむさ忘れて
  耳を傾け こぶしを握る

  いろり火はとろとろ 外は吹雪
 
  → 過ぎし昔の思い出語る。 今はこう教えられています。
この改ざんは悪質です。 原作では緊張感いっぱいの父親の手柄話を子供たちがドキドキしながら聞いています。
改ざん後では、「昔の思い出」と後の文が繋がりません。
 
下の動画では原文に忠実ですが、子供たちがお行儀悪いです。
昔からの言葉で「居る」とは単に存在することではなくて、
「座っている」ことを差します
 
 

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