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討論で簡単に正体が見える
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一昨日のNHK日曜討論より
司会「今回の選挙の位置付けは?」
安倍晋三「前進か後退か」
岡田克也「この選挙で負ければ日本は引き返せなくなる。分配の社会にする。憲法改正を阻止する」
山口那津男「3年前の(参議院)選挙でようやくねじれが解消した。アベノミクスの効果の及んでいないところに及ぶようにさせていく」
志位「安倍暴走政治、戦争法案阻止、共産党の躍進、チェンジ!」
(ブログ主注:どうやら志位は今回の選挙でオバマの「チェンジ」を志位は意識している模様。最近はどこに言ってもチェンジチェンジ言ってます)
松井一郎「福祉の財源は待った無し。行財政改革が必要。おおさかで僕らがやってる政治と金のルールを国に適用したい」
吉田忠智「立憲主義を踏みにじるアベ政治を実現させるのかどうか国民が問われている。平和憲法を生かし戦争をしない。東日本大震災の復興、国民の暮らしと雇用と立て直す、若者に居場所と希望を与える、脱原発社会の実現、農林水産業と地域社会の再生」
山本太郎「アベノミクスが終わりを迎えるのは確実。憲法改正がー、ジミンガー」
中山恭子「日本の伝統と文化の大切さを訴えていきたい。経済的にはもうすこし財政政策を取るべき」
荒井広幸「私達は脱原発をしていく保守政党です。水素電池など日本の進んだ技術を普及させれば脱原発を実現できるしアベノミクスにも貢献できるので我々はカテイノミクスと呼んで訴えていきたい」
・経済政策
安倍晋三「アベノミクスはまだ道半ば政策が不十分であることは理解している。だからと言ってやめてしまったら4年前に逆戻りしてしまう。110万人雇用が増えて求人倍率も高い水準になった。アベノミクスをすすめていく」
岡田克也「財政出動して日銀に国債を引き取らせている。将来に大きな禍根を残している。雇用がよくなってきているなどというのはアベノミクスではなく安倍政権になってからの円安株高が理由。だが最近は円高株安に進んでいる。アベノミクスは行き詰まっている」
(ブログ主注:発言したあとに安倍首相をドヤ顔で見る岡田克也さん。経済にまるで知見が無い事がモロバレなんですが・・・)
安倍晋三「我々は確かに財政出動している。だが民主党政権の時よりも10兆円も国債発行額を減らした。プライマリバランスは14兆円改善している。なぜなら国と地方あわせて税収が21兆円も増えたからだ。この成長を分配し投資に回す事でさらに成長を作る事ができる。」
岡田克也(ここだけ原文ママ)「安倍さん21兆円という数字はもう使うのをやめられたほうがいいですよ。必ず指摘されてるのに必ず使いますよね。その中の消費税の引き上げはどれだけあるんですか!あるいは株の売買、10%の税率を20%に上げた。その恩恵がどれだけあるんですか。自分のアベノミクスのおかげで21兆円上げたなんてのは全く事実に反する(ドヤ顔)」
安倍晋三「消費税増税分は8兆円です。13兆円は経済成長によるものですよ。株取引税の増分なんてわずかです。それより資産全体があがってきた」
~安倍首相の発言中、岡田克也がドヤ顔で「株増えた!」「株!株!倍になってるんだ!」「税率が倍になってる。」
岡田「税率が倍になれば税収が倍になるのは当たり前じゃないですか!」
安倍「違います!」
(ブログ主注:岡田克也が家業の岡田屋に参画させてもらえず政界への工作員として政界へ送り出した岡田パパは本当に人を見る目があります。こんなバカに商売やらせてたら即潰れます。「税率を倍にすれば税収は必ず倍になる理論」でドヤ顔して即座に安倍首相に否定されています。)
司会者(あわてて話を変えに行く)「各党いきましょう。共産党の志位さん」
志位「大企業を支援したって国民の生活はよくならない。アベノミクスの失敗ははっきりした。実質賃金は減っている。もう一つは個人消費が2014年度15年度マイナスになっている。2年連続は戦後初。リーマンショック以上だ。大企業の応援ではなく暮らしの応援に転換が必要」
(ブログ主注:消費税の増税がどれだけ個人消費を潰しているか。消費税増税がリーマンショック以上の最悪の数字を作っているのは事実です。つまり、消費税増税こそ諸悪の根源。財務省の30年来の主張こそがずっと不適切な処方だったという事実です。が、とりあえず志位の処方は間違ってます。志位の主張は大企業と金持ちに極端に増税してそれを福祉に回すというもので経済成長は全く考えられていません)
山口「アベノミクスの成果は出て来ている。雇用も増えて大学生の就職率も過去最高でした。(団塊の世代の大量引退があったのに)正規雇用も26万人増えた。賃金だって3年連続ベースアップが続いている。税収だって(消費税増税名目の8兆円を除く)13兆円増えた分はあらゆる品目で税収が上がってる証拠です。これをまた分配に回して成長に生かしていく事が大切」
松井「アベノミクスの金融緩和は成功した。二本目の矢の財政出動は消費税増税によって成果が出ていない。個人消費が伸びていない。一番足りないのは構造改革と規制緩和。この規制緩和が進んでいないから新しい産業がおこせないのが問題だ」
中山恭子「金融政策はがんばっています。成長戦略が大切。公共事業、インフラ整備をおもいきって拡大すべき。」
山本太郎「過去最悪の子供の貧困率。非正規労働者4割越え。議論の余地なく世界から見たらアベノミクスワズデッド。伊勢志摩サミットでリーマンショック級だと言って各国首脳に否定された。」
安倍「子供の貧困率については2012年(民主党政権)までの数字しかまだ発表されていません。今の数字はまだ出ていません。それから伊勢志摩サミットでは中国など新興国の数字が非常に悪化しており顕在化しては危険なのでG7各国で連携して対応することを確認しました。」
吉田「安倍政権における種々の改悪と逆進性の非常に強い消費税増税。日々の生活、将来が不安だから個人消費が伸びない。家計を暖める政策が必要だ。トリクルダウンではなくボトムアップが必要だ。総理は経済政策が失敗したから消費税増税の延期を認めてほしいと素直に言うべき」
安倍首相、パートの時給や就職率の改善などの数字を挙げて失敗ではないと強調
岡田「子供の貧困率は2012年民主党政権の時までしかまだ数字がないと言っているが現場にいけばわかる。給食費が払えない子供がどれだけ増えているか、そういうことがわかっていなくてアベノミクスをふかしたら国民生活が破壊されますね。格差が拡大している、子供の貧困が広がってる。高齢単身女性の2人に1人が貧困だ。そういう事実をしっかりおさえた上で政策をやっていかないととんでもないことになります。
それからこの前の選挙で消費税10%への増税を必ずやると言ったのにやらなかった。これは国民に対する大きな約束違反なのにしっかりと国民に説明していない。」
(ブログ主注:義務教育においては経済的な理由で給食費が払えない等については補助をしなければならない制度となっています。)
安倍「生活保護費は減っています。失業が減ったことでサラリーマンの失業保険の料率は下がっています。消費税については新興国の大きなリスクを抱えている中でデフレから脱出する速度を維持しなければならないので2年半延期を決めた。」
相変わらず岡田は安倍首相が話をしている最中に
「減ってない!」「生活保護は増えてる!過去最大!」
等々ヤジを次々に入れています。
(あと自分でろくにデータや制度を調べていないことも発言からわかります)
今までの岡田の言動も合わせて考えれば、
「人の話を聞けない、人の話を理解できない、人の気持ちがわからない。まともに会話ができない」
というのがあまりに顕著です。
ブログ主にはアスペルガーの典型に見えます。
岡田「総理は消費税増税を先送りした。これは重大な公約違反だ。2%の増税をしないということは赤字国債の発行が毎年増える。次の世代にツケを負わしてしまっている。」
(ブログ主注:岡田、長妻、枝野らは消費税増税延期法案を出すにあたって「財源は赤字国債を発行して福祉に回す」と言っていたんですけど、自分達が赤字国債を増やすのはOKで安倍の場合は問題となるのはいつもの「ジミンガーさえ言えればいい」というロジックからくるものでしょう。でも岡田は党首討論のときに民進党(偽)なら赤字国債でまかなうと断言してました)
~中略~
司会が消費税増税をしない分の財源が問題となっていますと
いかにも財務省の主張そのままを言って財源問題を話題にし始める。
荒井「アベノミクスのおかげで失業が減ったために失業保険の積み立てが6兆円増えている。これを財源に回せばいい。岡田さんの『赤字財源でやります』なんてのは無責任。」
岡田「2%の増税を先送りすることで4~5兆の赤字国債増発になっているはずだ。そういう与党に批判されるいわれはない。私が言っているのは2年間の社会保障の充実、これ3兆円です。行革や公共事業削減でまかなうけれど、最悪の場合は赤字国債はやむをえないと言っている」
安倍「我々は公債発行額を10兆円減額してるんですよ。今やっている福祉政策の増額は赤字国債ではなく経済成長によって増えた税収からまかなっている。」
岡田「毎年30兆円近い国債を発行していてその大半は赤字国債。消費税を増税することでその赤字国債を減らす仕組みだった。これを先延ばしすれば、赤字国債が膨張するに決まってるじゃないか。」
安倍「民主党政権の時は40兆円台。我々は30兆円台です。」
岡田「2020年にプライマリーバランスを黒字化する約束がある。すでに財政健全化は破綻している。多少黒字化したところでプライマリーバランスの黒字化はできない!」
(ブログ主注:民進党(偽)案では福祉を手厚く拡大するために赤字国債を増発すると言いながら、安倍政権ではプライマリーバランスの黒字化ができず破綻していると言ってドヤ顔。自民の批判さえしてればいいという社会党路線に完璧に純化しています)
~中略~
志位「福祉の財源を消費税に求めるのが間違い。3つの税が必要。一つは大企業への増税、二つ目は富裕層への増税。三つ目はタックスヘイブンの解消。この3つで財源をまかなう」
ブログ主注:すでにタックスヘイブンについては「海外資産の報告義務」という手を取っています。
タックスヘイブンそのものを解消するためには英国などの協力が必要で、
日本単独でできることじゃないんですが、さすが志位さんですね)
安倍「タックスヘイブンについては先日パナマの大統領と会談して銀行の情報を定期的に共有するという協定を結びました。同時に租税回避をさせないという枠組みを作っていく必要がある。
増税してもそれによってトータルで税収が減ってしまうということも発生している。経済成長によって増えた税収の方が大きい。やみくもに増税すればいいというものではない。」
松井「公務員の削減と人件費カットをすれば財源がまかなえる。大阪ではそれを実現している」
吉田「公平な税制が必要。消費税は不公平。累進課税や資産課税を大きく強化すればいい。真の税制・社会保障の一体改革が必要だ」
山本太郎「消費税がこの国を壊してきた。志位さんが言うように大企業への増税、1700兆円と言われる個人資産に課税すればいい」
なお、この後の志位の発言でブログ主が気になったのは
「大企業の研究開発減税は優遇しすぎ」
というものです。
民主党政権のときも民主党バラマキ財源確保の一つとして
試研究費控除の廃止をうたっていましたが、
研究開発についてはむしろ奨励すべきだとブログ主は考えます。
共産党は金持ちと大企業は絶対悪だという階級闘争思想から
悪人なんだからそこにいくら課税しても善行だという考えなので
無茶苦茶なことを言えますが、
研究開発こそ未来のための投資なのですからそこを潰せばいいという発想に
民主党政権の時もそうでしたが、
マスゴミが何一つツッコミを入れないのはおかしいと思います。
また、岡田克也は赤字国債を発行して福祉をまかなうという事を安倍首相に突っ込まれ
「行政改革と公共事業の削減で財源をまかなう。足りない時は赤字国債を出すということだ」
と繰り返し説明していました。
公共事業悪玉論はもういい加減卒業してもらいたいものです。
小泉改革以降、建設労働者って100万人以上減ってるんですから。
これ以上公共事業を減らせば橋が落ち、トンネルが崩落しますよ。
災害大国だからこそインフラを維持するためにも
日本は公共事業がもっと必要だというのがブログ主の考えです。
日曜討論の後半で面白いやり取りがあったのでそこもピックアップしておきます。
安倍「与党を倒すために候補者を一本化したのは良いけど、倒したあとどうするの?」
岡田「あまりにも今は巨大与党すぎるのが問題。だから倒さないといけない」
(ブログ主注:民主党政権のときはもっと大きかったんですけど?)
山口「北朝鮮や中国など安全保障状況を鑑みて法案を国会に出して野党の一部の方にも賛成をいただいて成立させた。この法案を廃止する事だけしか言ってなくてそれでどうするのか?民進党(偽)は領域警備法を出したけど、共産党は自衛隊は違憲だと言っている。消費税にしても方や上げろ、方や中止しろ。全然方向性が違う。それを選挙の後どうするのか?統一候補というのはその責任有る姿が見えない」
志位「政策が違うと言われたが安保法制を廃止するという事で一致している。立憲主義を取り戻すということで一致している。参議院選挙ですからね?(身を乗り出して強調)参議院選挙は政権選挙ではありません。」
細川連立内閣ができたのだって
消費税導入にともなって自民党が参議院選で大敗したからです。
参議院が押さえられないことによってその後の細川内閣へと流れていきました。
2009年の政権交代だって2007年に参議院選挙で民主党が大勝して
参議院にねじれを作って参議院で法案を徹底的に店ざらしし続ける審議拒否戦略によって
政権運営を行き詰まらせて政権交代に持っていきました。
参議院を押さえるということこそ実は政権に繋がるのです。
なにせ6年の間なにがあっても解散させることができない議席がそこに出来るのですから。
2007年の参院選に勝った小沢一郎は参議院を押さえることで
政権を手に入れるまでの間徹底的に国政の妨害を続けました。
志位達の狙いはそこにあるのです。
政権選挙ではないなどというのは国民に対するごまかしでしかありません。
仮に今度の選挙で野党連合が大勝したとすれば
安倍内閣はその翌月に総辞職となるでしょう。
「安倍を倒す」という目的だけの野党連合の議員はそのあとの6年間はどうするんでしょうか?
そこはひたすら隠しています。
政策ではなく感情で国民に投票させて政権を取りたい。
そして政権を取ったあとは共闘相手を追い出して独裁政権に移行する。
日本共産党は宮本顕治の頃からずっとこの二段階論を提唱してきたんです。
それはレーニンらボリシェビキがメンシェビキを利用して政権に入り、
メンシェビキを追い出して独裁政権を作ったやり方を手本としているからです。
そのためには国政において最も重要である
「政策」を国民に議論させない事が重要です。
なにせ共産党が一貫して目標としている政策は
「皇室廃止」「自衛隊廃止」「共産党による一党独裁制」
なのですから。
そもそも日本という国を壊すのが目的なのですから
日本国民を騙す事は共産党にとっては基本なのです。
そんなところと選挙目的で手を組んでいる連中に投票するなど愚の骨頂です。
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一昨日のNHK日曜討論より
司会「今回の選挙の位置付けは?」
安倍晋三「前進か後退か」
岡田克也「この選挙で負ければ日本は引き返せなくなる。分配の社会にする。憲法改正を阻止する」
山口那津男「3年前の(参議院)選挙でようやくねじれが解消した。アベノミクスの効果の及んでいないところに及ぶようにさせていく」
志位「安倍暴走政治、戦争法案阻止、共産党の躍進、チェンジ!」
(ブログ主注:どうやら志位は今回の選挙でオバマの「チェンジ」を志位は意識している模様。最近はどこに言ってもチェンジチェンジ言ってます)
松井一郎「福祉の財源は待った無し。行財政改革が必要。おおさかで僕らがやってる政治と金のルールを国に適用したい」
吉田忠智「立憲主義を踏みにじるアベ政治を実現させるのかどうか国民が問われている。平和憲法を生かし戦争をしない。東日本大震災の復興、国民の暮らしと雇用と立て直す、若者に居場所と希望を与える、脱原発社会の実現、農林水産業と地域社会の再生」
山本太郎「アベノミクスが終わりを迎えるのは確実。憲法改正がー、ジミンガー」
中山恭子「日本の伝統と文化の大切さを訴えていきたい。経済的にはもうすこし財政政策を取るべき」
荒井広幸「私達は脱原発をしていく保守政党です。水素電池など日本の進んだ技術を普及させれば脱原発を実現できるしアベノミクスにも貢献できるので我々はカテイノミクスと呼んで訴えていきたい」
・経済政策
安倍晋三「アベノミクスはまだ道半ば政策が不十分であることは理解している。だからと言ってやめてしまったら4年前に逆戻りしてしまう。110万人雇用が増えて求人倍率も高い水準になった。アベノミクスをすすめていく」
岡田克也「財政出動して日銀に国債を引き取らせている。将来に大きな禍根を残している。雇用がよくなってきているなどというのはアベノミクスではなく安倍政権になってからの円安株高が理由。だが最近は円高株安に進んでいる。アベノミクスは行き詰まっている」
(ブログ主注:発言したあとに安倍首相をドヤ顔で見る岡田克也さん。経済にまるで知見が無い事がモロバレなんですが・・・)
安倍晋三「我々は確かに財政出動している。だが民主党政権の時よりも10兆円も国債発行額を減らした。プライマリバランスは14兆円改善している。なぜなら国と地方あわせて税収が21兆円も増えたからだ。この成長を分配し投資に回す事でさらに成長を作る事ができる。」
岡田克也(ここだけ原文ママ)「安倍さん21兆円という数字はもう使うのをやめられたほうがいいですよ。必ず指摘されてるのに必ず使いますよね。その中の消費税の引き上げはどれだけあるんですか!あるいは株の売買、10%の税率を20%に上げた。その恩恵がどれだけあるんですか。自分のアベノミクスのおかげで21兆円上げたなんてのは全く事実に反する(ドヤ顔)」
安倍晋三「消費税増税分は8兆円です。13兆円は経済成長によるものですよ。株取引税の増分なんてわずかです。それより資産全体があがってきた」
~安倍首相の発言中、岡田克也がドヤ顔で「株増えた!」「株!株!倍になってるんだ!」「税率が倍になってる。」
岡田「税率が倍になれば税収が倍になるのは当たり前じゃないですか!」
安倍「違います!」
(ブログ主注:岡田克也が家業の岡田屋に参画させてもらえず政界への工作員として政界へ送り出した岡田パパは本当に人を見る目があります。こんなバカに商売やらせてたら即潰れます。「税率を倍にすれば税収は必ず倍になる理論」でドヤ顔して即座に安倍首相に否定されています。)
司会者(あわてて話を変えに行く)「各党いきましょう。共産党の志位さん」
志位「大企業を支援したって国民の生活はよくならない。アベノミクスの失敗ははっきりした。実質賃金は減っている。もう一つは個人消費が2014年度15年度マイナスになっている。2年連続は戦後初。リーマンショック以上だ。大企業の応援ではなく暮らしの応援に転換が必要」
(ブログ主注:消費税の増税がどれだけ個人消費を潰しているか。消費税増税がリーマンショック以上の最悪の数字を作っているのは事実です。つまり、消費税増税こそ諸悪の根源。財務省の30年来の主張こそがずっと不適切な処方だったという事実です。が、とりあえず志位の処方は間違ってます。志位の主張は大企業と金持ちに極端に増税してそれを福祉に回すというもので経済成長は全く考えられていません)
山口「アベノミクスの成果は出て来ている。雇用も増えて大学生の就職率も過去最高でした。(団塊の世代の大量引退があったのに)正規雇用も26万人増えた。賃金だって3年連続ベースアップが続いている。税収だって(消費税増税名目の8兆円を除く)13兆円増えた分はあらゆる品目で税収が上がってる証拠です。これをまた分配に回して成長に生かしていく事が大切」
松井「アベノミクスの金融緩和は成功した。二本目の矢の財政出動は消費税増税によって成果が出ていない。個人消費が伸びていない。一番足りないのは構造改革と規制緩和。この規制緩和が進んでいないから新しい産業がおこせないのが問題だ」
中山恭子「金融政策はがんばっています。成長戦略が大切。公共事業、インフラ整備をおもいきって拡大すべき。」
山本太郎「過去最悪の子供の貧困率。非正規労働者4割越え。議論の余地なく世界から見たらアベノミクスワズデッド。伊勢志摩サミットでリーマンショック級だと言って各国首脳に否定された。」
安倍「子供の貧困率については2012年(民主党政権)までの数字しかまだ発表されていません。今の数字はまだ出ていません。それから伊勢志摩サミットでは中国など新興国の数字が非常に悪化しており顕在化しては危険なのでG7各国で連携して対応することを確認しました。」
吉田「安倍政権における種々の改悪と逆進性の非常に強い消費税増税。日々の生活、将来が不安だから個人消費が伸びない。家計を暖める政策が必要だ。トリクルダウンではなくボトムアップが必要だ。総理は経済政策が失敗したから消費税増税の延期を認めてほしいと素直に言うべき」
安倍首相、パートの時給や就職率の改善などの数字を挙げて失敗ではないと強調
岡田「子供の貧困率は2012年民主党政権の時までしかまだ数字がないと言っているが現場にいけばわかる。給食費が払えない子供がどれだけ増えているか、そういうことがわかっていなくてアベノミクスをふかしたら国民生活が破壊されますね。格差が拡大している、子供の貧困が広がってる。高齢単身女性の2人に1人が貧困だ。そういう事実をしっかりおさえた上で政策をやっていかないととんでもないことになります。
それからこの前の選挙で消費税10%への増税を必ずやると言ったのにやらなかった。これは国民に対する大きな約束違反なのにしっかりと国民に説明していない。」
(ブログ主注:義務教育においては経済的な理由で給食費が払えない等については補助をしなければならない制度となっています。)
安倍「生活保護費は減っています。失業が減ったことでサラリーマンの失業保険の料率は下がっています。消費税については新興国の大きなリスクを抱えている中でデフレから脱出する速度を維持しなければならないので2年半延期を決めた。」
相変わらず岡田は安倍首相が話をしている最中に
「減ってない!」「生活保護は増えてる!過去最大!」
等々ヤジを次々に入れています。
(あと自分でろくにデータや制度を調べていないことも発言からわかります)
今までの岡田の言動も合わせて考えれば、
「人の話を聞けない、人の話を理解できない、人の気持ちがわからない。まともに会話ができない」
というのがあまりに顕著です。
ブログ主にはアスペルガーの典型に見えます。
岡田「総理は消費税増税を先送りした。これは重大な公約違反だ。2%の増税をしないということは赤字国債の発行が毎年増える。次の世代にツケを負わしてしまっている。」
(ブログ主注:岡田、長妻、枝野らは消費税増税延期法案を出すにあたって「財源は赤字国債を発行して福祉に回す」と言っていたんですけど、自分達が赤字国債を増やすのはOKで安倍の場合は問題となるのはいつもの「ジミンガーさえ言えればいい」というロジックからくるものでしょう。でも岡田は党首討論のときに民進党(偽)なら赤字国債でまかなうと断言してました)
~中略~
司会が消費税増税をしない分の財源が問題となっていますと
いかにも財務省の主張そのままを言って財源問題を話題にし始める。
荒井「アベノミクスのおかげで失業が減ったために失業保険の積み立てが6兆円増えている。これを財源に回せばいい。岡田さんの『赤字財源でやります』なんてのは無責任。」
岡田「2%の増税を先送りすることで4~5兆の赤字国債増発になっているはずだ。そういう与党に批判されるいわれはない。私が言っているのは2年間の社会保障の充実、これ3兆円です。行革や公共事業削減でまかなうけれど、最悪の場合は赤字国債はやむをえないと言っている」
安倍「我々は公債発行額を10兆円減額してるんですよ。今やっている福祉政策の増額は赤字国債ではなく経済成長によって増えた税収からまかなっている。」
岡田「毎年30兆円近い国債を発行していてその大半は赤字国債。消費税を増税することでその赤字国債を減らす仕組みだった。これを先延ばしすれば、赤字国債が膨張するに決まってるじゃないか。」
安倍「民主党政権の時は40兆円台。我々は30兆円台です。」
岡田「2020年にプライマリーバランスを黒字化する約束がある。すでに財政健全化は破綻している。多少黒字化したところでプライマリーバランスの黒字化はできない!」
(ブログ主注:民進党(偽)案では福祉を手厚く拡大するために赤字国債を増発すると言いながら、安倍政権ではプライマリーバランスの黒字化ができず破綻していると言ってドヤ顔。自民の批判さえしてればいいという社会党路線に完璧に純化しています)
~中略~
志位「福祉の財源を消費税に求めるのが間違い。3つの税が必要。一つは大企業への増税、二つ目は富裕層への増税。三つ目はタックスヘイブンの解消。この3つで財源をまかなう」
ブログ主注:すでにタックスヘイブンについては「海外資産の報告義務」という手を取っています。
タックスヘイブンそのものを解消するためには英国などの協力が必要で、
日本単独でできることじゃないんですが、さすが志位さんですね)
安倍「タックスヘイブンについては先日パナマの大統領と会談して銀行の情報を定期的に共有するという協定を結びました。同時に租税回避をさせないという枠組みを作っていく必要がある。
増税してもそれによってトータルで税収が減ってしまうということも発生している。経済成長によって増えた税収の方が大きい。やみくもに増税すればいいというものではない。」
松井「公務員の削減と人件費カットをすれば財源がまかなえる。大阪ではそれを実現している」
吉田「公平な税制が必要。消費税は不公平。累進課税や資産課税を大きく強化すればいい。真の税制・社会保障の一体改革が必要だ」
山本太郎「消費税がこの国を壊してきた。志位さんが言うように大企業への増税、1700兆円と言われる個人資産に課税すればいい」
なお、この後の志位の発言でブログ主が気になったのは
「大企業の研究開発減税は優遇しすぎ」
というものです。
民主党政権のときも民主党バラマキ財源確保の一つとして
試研究費控除の廃止をうたっていましたが、
研究開発についてはむしろ奨励すべきだとブログ主は考えます。
共産党は金持ちと大企業は絶対悪だという階級闘争思想から
悪人なんだからそこにいくら課税しても善行だという考えなので
無茶苦茶なことを言えますが、
研究開発こそ未来のための投資なのですからそこを潰せばいいという発想に
民主党政権の時もそうでしたが、
マスゴミが何一つツッコミを入れないのはおかしいと思います。
また、岡田克也は赤字国債を発行して福祉をまかなうという事を安倍首相に突っ込まれ
「行政改革と公共事業の削減で財源をまかなう。足りない時は赤字国債を出すということだ」
と繰り返し説明していました。
公共事業悪玉論はもういい加減卒業してもらいたいものです。
小泉改革以降、建設労働者って100万人以上減ってるんですから。
これ以上公共事業を減らせば橋が落ち、トンネルが崩落しますよ。
災害大国だからこそインフラを維持するためにも
日本は公共事業がもっと必要だというのがブログ主の考えです。
日曜討論の後半で面白いやり取りがあったのでそこもピックアップしておきます。
安倍「与党を倒すために候補者を一本化したのは良いけど、倒したあとどうするの?」
岡田「あまりにも今は巨大与党すぎるのが問題。だから倒さないといけない」
(ブログ主注:民主党政権のときはもっと大きかったんですけど?)
山口「北朝鮮や中国など安全保障状況を鑑みて法案を国会に出して野党の一部の方にも賛成をいただいて成立させた。この法案を廃止する事だけしか言ってなくてそれでどうするのか?民進党(偽)は領域警備法を出したけど、共産党は自衛隊は違憲だと言っている。消費税にしても方や上げろ、方や中止しろ。全然方向性が違う。それを選挙の後どうするのか?統一候補というのはその責任有る姿が見えない」
志位「政策が違うと言われたが安保法制を廃止するという事で一致している。立憲主義を取り戻すということで一致している。参議院選挙ですからね?(身を乗り出して強調)参議院選挙は政権選挙ではありません。」
細川連立内閣ができたのだって
消費税導入にともなって自民党が参議院選で大敗したからです。
参議院が押さえられないことによってその後の細川内閣へと流れていきました。
2009年の政権交代だって2007年に参議院選挙で民主党が大勝して
参議院にねじれを作って参議院で法案を徹底的に店ざらしし続ける審議拒否戦略によって
政権運営を行き詰まらせて政権交代に持っていきました。
参議院を押さえるということこそ実は政権に繋がるのです。
なにせ6年の間なにがあっても解散させることができない議席がそこに出来るのですから。
2007年の参院選に勝った小沢一郎は参議院を押さえることで
政権を手に入れるまでの間徹底的に国政の妨害を続けました。
志位達の狙いはそこにあるのです。
政権選挙ではないなどというのは国民に対するごまかしでしかありません。
仮に今度の選挙で野党連合が大勝したとすれば
安倍内閣はその翌月に総辞職となるでしょう。
「安倍を倒す」という目的だけの野党連合の議員はそのあとの6年間はどうするんでしょうか?
そこはひたすら隠しています。
政策ではなく感情で国民に投票させて政権を取りたい。
そして政権を取ったあとは共闘相手を追い出して独裁政権に移行する。
日本共産党は宮本顕治の頃からずっとこの二段階論を提唱してきたんです。
それはレーニンらボリシェビキがメンシェビキを利用して政権に入り、
メンシェビキを追い出して独裁政権を作ったやり方を手本としているからです。
そのためには国政において最も重要である
「政策」を国民に議論させない事が重要です。
なにせ共産党が一貫して目標としている政策は
「皇室廃止」「自衛隊廃止」「共産党による一党独裁制」
なのですから。
そもそも日本という国を壊すのが目的なのですから
日本国民を騙す事は共産党にとっては基本なのです。
そんなところと選挙目的で手を組んでいる連中に投票するなど愚の骨頂です。
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