県高教組、100万円分のクーポン要求
(2013年8月19日 読売新聞)
県と県地方公務員労働組合協議会の5月の賃金交渉で、同協議会に加盟する県高校教職員組合(県高教組)が、給与削減分の一部返還を求め、1人100万円分の地域クーポン券を県職員や教職員計約2万5000人に支給するよう提案していたことがわかった。
県や県高教組によると、県高教組の野呂正和委員長が提案した。2004年度以降の約9年間で1人平均約150万円の給与が削減されたと指摘し、一部の返還を要求。提案は会報で組合員にも報告した。県は要求を受け入れていない。
県高教組は、県が上海便の航空路線維持のために職員らを上海に派遣する研修の財源について、伊藤知事が当初、「給与削減分の一部を充てる」としたことを「このような派遣研修を要求したことはない」とし、「税金を投じて実施されるべきものであってはならない」と批判していた。組合関係者からは「高教組は県を批判できる立場にない」との声も出ている。
野呂委員長は「人事委勧告から逸脱した給与カットはあってはならず、組合として正当な要求。上海研修と同じ次元の話ではない」と話した。一方、同協議会は「協議会としての提案ではない」としている。
鹿児島大の平井一臣・法文学部長(政治学)は「上海研修と同様、県民の理解を得るのは難しい。高教組は教職員らの窮状を真正面から訴え、合理性のある交渉を行うべきだ」と指摘している。
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私は鹿児島の上海「研修」をずっと追って記事にしてきています。
先日も最新の情況をアップしました。
『鹿児島の公費上海研修で住民監査請求が棄却される。最後の手段、怒りのリコールへ!』 (8月12日)
記事の結語の「桜島は静かなままか」にしたのですが、偶然にもこの通りです。
私は理系人間でオカルト的なことは書きたくないですが、まるで地の神の怒りのように感じられます。
県職員労組は上海「研修」に反対していたけれど、いざこれがスタートしたらホイホイと参加しているじゃありませんか。
そして今度は高教祖が100万円クーポン寄こせ ですか・・・
明治維新の原動力になって新政府にもどんどんと人材を輩出した鹿児島じゃなかったですか。先人の気骨のDNAは変質してしまったのでしょうか。