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[転載]  国民の輿論こそ肝要

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パチンコ屋の倒産を応援するブログ』(exciteブログ)より転載させて頂きました。

(以下、転載記事  ↓のタイトルをクリックして元記事に行けます)

 国民の輿論こそ肝要

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昨日のブログコメにありましたが
指摘のとおり多少言葉足らずでしたのであらためて。

どうしても戦争をしなければならない状況になった場合は
戦争を終わらせる方法を先に考えて行動しなければなりません。

戦争を避けることこそ外交の要諦だとブログ主は考えています。
戦わずして勝つ。これが理想です。

戦後日本がやってきたのは
ひたすら不要な譲歩を繰り返して特定アジアを調子に乗らせるというものでした。

不要な譲歩を繰り返すことは自らの手持ちのカードを減らしていくことになります。
自分で自分の手持ちのカードを潰して行った結果、
戦争というカードしか手持ちがなくなってしまうという例は歴史上に数多あります。

日本の場合は外交で失敗に失敗を重ねた結果行き詰っていきました。
やむなきに至っての開戦のうえに落としどころがはっきりしていませんでした。
ただでさえ彼我の国力差を考えれば長期戦で勝ち目などないのに・・です。

どうしてもケンカをしなければならないとなった場合に
どのようにケンカを収めるのか。そこを考えずして勝つことなどできません。

そして無駄なケンカをせずに勝つことこそが理想ですが、
戦後の日本外交はひたすら譲歩。
それどころか日本侵略の意図を持っている特定アジアに
譲歩だけではなく援助までしてきました。

それどころか天安門事件で世界から孤立していたのを
宮沢内閣は天皇訪中を行う事で助けた上にさらに援助を続けました。
その結果、中共は増長し、日本はその生存を脅かされはじめています。

失敗を繰り返さないために
あらためて日本の安全保障の法整備を粛々と進めることと
経済成長による日本の安全確保が重要となってきます。

また、日本を円高デフレに維持することで目先の利権の拡大をはかりつつ
中韓の経済を日本が1人負けすることで助け続けて来たのが財務省です。

よく、議員は財務省は優秀な官僚達だなどといいますが
「日本人がいくら死のうとも省益以外は絶対に考えない」
という事を徹底する事で日本人を苦しめ、自殺者毎年3万人という水準にもっていき、
景気がうまく回復しそうになればあわてて増税を強いたりして
デフレ維持をしてきました。
財務省がわざと不景気を維持する事で自分達の利益だけを追求し続けているせいで
私達日本国民は毎年多数の自殺者を出し続けたのに
それでも財務省はその方針を断固として守ろうとし続けています。

財務省は日本人をいくら殺そうとも自分達の利益だけを考える集団であり、
どれほど優秀だったであろうとも人間のクズ集団です。
そして自分達の政策が多数の自殺者を出しても一切気にしない実態を見れば
単なる人殺し集団では済まされません。
明確に日本国民の敵だと指弾され続けなければならないと思います。

こういう歪な財務省という形を理想系としたのが吉田茂です。
吉田茂はこの点では完全に落第です。

英国型を目指したといいつつも
英国の場合は多数の議員によって予算編成がなされますが
日本では議員の数が明らかに足りませんし、
また、英国では財務官僚は他省庁との接触は禁止されています。
日本ではやりたい放題です。

ですので予算編成時に他省庁と握り合ってその見返りにに
天下りポストを作らせたりして財務省の省益を拡大させ続けて来たのです。

大蔵官僚崩れの加藤秀樹が提唱した事業仕分けが
財務省が台本を書いていて民主党の仕分け人は
それに従って難癖をつけていただけということが当時すっぱ抜かれましたが、
財務省は自分達が直接潰す事ができない他省庁の予算を潰す事で
それらの予算を復活させようとしたり、どうしても予算が必要ならば
財務省に頭を下げに来るしかなくなるので
財務省の省益がさらに拡大できるという寸法です。

財務省としては可能ならば予算全ての権限を握りたいでしょう。
なにせ予算の細目や他省庁との折衝は官僚がやっているのですから
利権を作りたい放題ですから。

英国かぶれの吉田茂は
英国では禁じられている行為を放置した状態で
中途半端な形での英国流にしていき、吉田学校の面々もこれを墨守しました。

結果、その間に権力を拡大し続けた大蔵省は
議員の生殺与奪まで握るようになりました。

言う事を聞かない議員には徹底的に金の流れを調べてちょっと脅せばいいだけです。
菅直人が総理大臣になった途端に消費税増税マンセーを露骨に繰り返し、
それが原因で圧勝するはずの参議院選挙で負けたことで
日本はかろうじて踏みとどまりました。

第一次安倍内閣では財務省がまさに拡大させてきた天下りと渡りによる荒稼ぎ。
これを天下りを規制する機関を作る事で制限させようとしました。
これに財務省は安倍内閣潰しでマスゴミにリークを繰り返し、
また社会保険庁の年金自爆テロ攻撃もあって
第一次安倍内閣は火だるまになって倒れました。


現在、麻生太郎は祖父の吉田茂の教えを守ろうとしてなのか
徹底的に財務省の代弁者、擁護者として
日本経済の足を引っ張り、アベノミクスの足を引っ張り続けています。

景気がよくなり始めたらすぐに緊縮財政でブレーキをかけるなど
日本の足を引っ張り続けています。

しかしながら、見方を変えると、麻生太郎という代弁者を通す事で
財務省が安倍内閣と全面対決しないで済んでいるという事も言えます。

もし麻生が財務省のやり方を認めなければ
財務省は今まで通りに勝手にマスゴミを使って安倍内閣潰しを展開するでしょう。

ただし、この安倍内閣との対決は圧倒的に財務官僚が有利です。
なにせ政治家はマスゴミに袋叩きにされたら辞任を余儀なくされますが、
財務官僚については政権側から解雇できませんし、
圧倒的に数もおおく、また公人ではないので匿名攻撃でやりたい放題ですから。


かつて、日本帝国軍は本土決戦による徹底抗戦を続けようとしていました。
昭和天皇は帝国陸海軍の報告が常に正しくない事に気付いていました。

日本民族は皆死んでしまわなければならないことになるのでなないかと思う。
そうなれば皇祖皇宗から受け継いできたこの日本という国を
子孫に伝えることができなくなる。
日本という国を子孫に伝えるためには
1人でも多くの国民に生き残っていてもらって
その人達に将来再び立ち上がってもらう他に道がない。
これ以上、戦争を続けることは
日本国民ばかりでなく外国の人々にも
大きな被害を与える事になる。

皆の者はこの場合、私のことを心配してくれると思うが、
私はどうなってもかまわない。

私はこういう風に考えて、
戦争を即時終結する事に決心したのである。



いわゆる御聖断によって戦争終結へと話が進んでいきました。

しかしながら、日本帝国軍は諦めていませんでした。
自分達の思い通りにならなければクーデターを起こして
政権を殺して戦争を継続するという考え方の集団がいました。

そして実際に大本営発表として勅命を受けたとでっちあげて
新たな戦闘の開始を大々的に発表しようとしていました。

この動きは発表直前に間一髪で止められましたが、
陸軍はさらにクーデターを狙っていました。

陸軍大臣だった阿南惟幾は陸軍の代弁者として
戦争終結に反対する立場を取っていましたが、
これは陸軍による暴走、かつての2.26のようなことを
企んでいる輩が多数いるのでそうした暴走をさせないためのガス抜きとして
そう振る舞っていたのです。

8月14日に御前会議が開かれましたが、
御前会議を開かせないように時間稼ぎを参謀総長に行わせて
陸軍はその日の午後にクーデターを起こすつもりでした。

しかしながら陛下のお召しという形で
御前会議を開いたことでこれを回避できました。
本当にこれも間一髪だったわけです。

そして有名な御聖断の言葉を発されました。

外に別段の発言がなければ私の考を述べる。
反対側の意見はそれぞれよく聞いたが私の考は此前に申したことに変りはない。
私は世界の現状と国内の事情とを十分検討した結果、これ以上戦争を継続することは無理だと考へる。
国体問題に就いて色々疑義があるといふことであるが、私は此回答文の文意を通じて先方は相当好意を持って居るものと解釈する。
先方の態度に一抹の不安があると言ふのも一応は尤もだが私はさう疑ひたくない。要は我国民全体の信念と覚悟の問題であると思ふから、此際先方の申入を受諾してよろしいと考へる、どうか皆もさう考へて貰ひたい。
更に陸海軍の将兵にとって武装の解除なり保障占領と云ふ様なことは誠に堪へ難い事で夫等の心持は私には良くわかる。
しかし自分は如何にならうとも万民の命を助けたい。
此上戦争を続けては結局我邦が全く焦土となり万民にこれ以上の苦悩を嘗めさせることは私としては実に忍び難い。
祖宗の霊にお応へが出来ない。和平の手段によるとしても素より先方の遣り方に全幅の信頼を措き難いことは当然ではあるが、日本が全く無くなるという結果にくらべて、少しでも種子が残りさへすれば更に又復興と云ふ光明も考へられる。
私は明治大帝が涙を呑んで思ひ切られたる三国干渉当時の御苦衷をしのび、此際耐え難きを耐え、忍び難きを忍び一致協力、将来の回復に立ち直りたいと思ふ。
今日まで戦場に在て陣没し或は殉職して非命に倒れたる者、又其遺族を思ふときは悲嘆に堪へぬ次第である。
又戦傷を負ひ戦災を蒙り家業を失ひたる者の生活に至りては私の深く心配するところである。此際私としてなすべきことがあれば何でも厭はない。
国民に呼びかけることが良ければ私はいつでも「マイク」の前にも立つ。
一般国民には今まで何も知らせずに居ったのであるから突然此決定を聞く場合動揺も甚しいであろう。
陸海軍将兵には更に動揺も大きいであらう。この気持をなだめることは相当困難なことであろうが、どうか私の心持をよく理解して陸海軍大臣は共に努力し、良く治まる様にして貰ひたい。必要があれば自分が親しく説き諭してもかまはない。
此際詔書を出す必要もあらうから政府は早速其起案をしてもらひたい。 以上は私の考えである。



そして終戦へと至るわけですが、
この御前会議の後に陸軍大臣阿南惟幾は鈴木貫太郎首相に挨拶に行きました。
阿南惟幾「これまでの事は全て国体の護持を考えてのことでございます。どうかご理解ください」
鈴木貫太郎「安心してください。国体は護持されますよ」
阿南惟幾「私もそう信じております。」
そうやり取りして去っていきました。
阿南大臣が去った後に鈴木貫太郎は
「彼は暇乞いに来たんだよ」と秘書官に語ったそうです。

翌8月15日未明。
阿南惟幾は割腹自殺を行いました。
この突然の大事を受けてクーデターを起こそうとしていた陸軍は沈黙。
阿南大臣は命を賭して陸軍を押さえ終戦へと導きました。


話が思いっきり逸れましたが、
麻生太郎には平成の阿南惟幾であって欲しいと考えております。

麻生太郎の講演での主張を聞けば、
おおよそ今の財務省の主張とは反対のことを主張しています。
しかしながら、閣内では常に財務省の代弁者として在り続けています。
それがアベノミクスの足を引っ張っていることも明らかです。

ですが、安倍政権が倒れれば経済どころか安全保障すら危うい状況です。
完璧な人間なんていませんし、
内閣という基盤を安定させなければ政策一つ打てません。

それを支えるのは国民の輿論であると考えます。

私達国民の間で財務省の主張こそ間違っているという理解がより広まり、
世論が財務省の主張許すまじとならない限り、
財務省は不況維持による省益確保を最優先とするやり方を捨てる事はないでしょう。

ですので国の借金がーなんてマスコミが誘導していますが、
私達国民1人1人が賢くあらなければなりません。

ブログ主の書いている情報なんてたかが知れています。
ですが、1人1人がそうした情報を共有し、
さらにブラッシュアップしていって広まっていけばきっと変わるはずです。

経済という基盤が安定しなければ国民生活は安定しません。
しかしながらそれだけでもまた国は運営できません。

経済において安倍内閣には問題がありますが、
それを是正させるのは輿論以外にないだろうと思います。



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