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Channel: くにしおもほゆ
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日本は夏の風物 花火大会存続の危機は乗り超えられたか

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印西・花火大会中止で苦情殺到 千葉

 印西市が8月27日夜に「市制施行20周年記念」として開催予定だった花火大会を、開始時間を過ぎてから突然中止し、苦情が殺到していたことが分かった。あらためて開催する予定はない。4日後の同31日になって市は「花火業者の打ち上げ作業が遅れたため」と発表した。
 市によると、花火大会は午後7時すぎから同市の利根川河川敷で開催予定だった。予算は3600万円で、花火8800発を準備。対岸の茨城県利根町からも協力を得て4万人以上の観客を見込み、当日は会場周辺だけでも約3千人が集まっていた。
 午後8時すぎに「悪天候のため中止」とアナウンスが流れると、直後から苦情の電話が市に150件近くあった。ホームページにもアクセスが集中し、一時つながらなくなった。

実はこの市にお住みの方には申し訳ないですが、私は正直言って「事故のニュースじゃなくて良かった」と思っています。
というのは、今年の花火大会は全国的に特異な状況にあったのです。

本年からマイナンバー制度がスタートしました。
想定外のことなんでしょうが、花火師さんたちがこれで大量に廃業したのです。
花火は夏だけで、それも限られた日に全国的に打ち上げが集中します。
花火師さんは花火の会社の人じゃなくて、普段は農業や建築業、土建業などで働いている人達で、当日に花火を工場から現場に運搬して、打ち上げをします。
そこそこの日当がもらえて、内緒の臨時収入になっていたのを、全部把握されてしまうのは嫌だということで廃業が相次いだようです。

花火師さん達を責めることはできません。問題はいかにして各地の花火大会を継続するかで、実際にこの夏は取りやめになった市も少なくないでしょう。
未経験の臨時花火師ばかりになれば、手際は悪いし、何よりも安全性の確保が大変です。過去には花火大会での大きい爆発事故もありました。

無事、この夏が終わって良かった良かった。
来年は新米花火師さんも今年より巧くなってくれるでしょう。
やはりこれも日本の大切な生活文化ですね。
そういう私は地元の打ち上げが無くなって、ちょっと遠出しました。

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                                    これはネットからお借りした画像です。



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