Quantcast
Channel: くにしおもほゆ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8894

翡翠(ひすい)が日本の国石に決定

$
0
0
読売 2016年09月25日 13時55分 http://www.yomiuri.co.jp/science/20160925-OYT1T50004.html
「国石」にヒスイ選定…産地・糸魚川は喜びの声

 イメージ 1
 糸魚川市で産出した翡翠

日本鉱物科学会は24日、「日本の石(国石)」にヒスイを選定した。
 産地として有名な新潟県糸魚川市の米田徹市長は「ヒスイを郷土の誇りと宝としてきた。これ以上の喜びはない。『ユネスコ世界ジオパークのまち』として、これまで以上にヒスイを活用した取り組みを進めたい」と喜びのコメントを発表した。

 ヒスイは約5億年前に海洋プレートが沈み込む地中深くで生まれた宝石。約7000年前の縄文時代に国内で作られたハンマーは人類初のヒスイの加工品であり、縄文、弥生、古墳時代の遺跡で見つかる 勾玉 ( まがたま ) などのヒスイ製品は糸魚川産という。糸魚川市は2008年にヒスイを市の石に選んでおり、日本地質学会が今年5月に発表した都道府県の「県の石」でも新潟県の石として佐渡の自然金などと共に選ばれている。
 国石は以前から俗説があったため、日本鉱物科学会は国鳥(キジ)や国 蝶 ( ちょう ) (オオムラサキ)のように学術団体として正式に選定することを決め、一般からの意見公募を行うなど選定作業を進めてきた。
 金沢市で開かれた学会総会では、最終5候補の推薦者が提案理由の発表を行った後、会員による投票でヒスイ71票、水晶52票となり、国石が決定した。ヒスイの応援演説に立ったフォッサマグナミュージアム(糸魚川市)の宮島宏館長は、「プレートが沈み込む場所でしか産出されないヒスイは日本ならではの美しい宝石。縄文時代から古代人が加工して利用した世界最古の歴史もある」などと訴え、多くの会員に認められた。
2016年09月25日 13時55分Copyright © The Yomiuri Shimbun

日本はプレート沈み込みの影響で地震も多いけれど、大自然は美しいプレゼントを日本にくれていたのですね。
古代から日本人は翡翠を愛しました。この石が選ばれて良かったです。

↓こちらのサイトが詳しくて科学的で、ロマンもあってお勧めです。
 
イメージ 2




Viewing all articles
Browse latest Browse all 8894

Trending Articles