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収獲増に期待、光合成促進させる「気孔」拡張に成功 名古屋大

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収獲増に期待、光合成促進させる「気孔」拡張に成功 名古屋大

2013.12.24 08:59(産経)
 名古屋大トランスフォーマティブ生命分子研究所は、遺伝子操作により、植物が光合成に必要な二酸化炭素(CO2)を取り込む表皮上の穴「気孔」を、通常より大きく開かせることに成功したと発表した。光合成が促進され、植物の生産量も増加すると確認。23日に米科学アカデミー紀要電子版に論文を掲載した。
 研究所の木下俊則教授(植物生理学)によると、気孔の開口を制御する世界初の技術で「農作物の収穫増や、バイオ燃料の生産拡大が期待されるほか、CO2削減にも貢献できる可能性がある」としている。
 気孔は一対の「孔辺細胞」でできた口のような形状。光合成では、孔辺細胞の光受容体が太陽光を受け、細胞膜にある「プロトンポンプ」という酵素を活性化。すると外部からカリウムが吸収されて浸透圧が上昇し、水が流入する結果、孔辺細胞が膨張し気孔が開くという。
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こういう方法があったとは驚きですね。
人は食料の大部分を作物から得ています。作物は長年かけて品種改良が行われてきました。しかしこの画期的な新技術を導入することでまだまだ行けます。
食料だけでなく、綿や麻などの繊維、サトウキビからのアルコール製造などにとっても画期的なことになるかもしれません。
 
 イメージ 1  イメージ 2 
 
同じ葉っぱの面積で生産できる量が増えるということは、早く生産できるということでもあります。
さらに気孔の数を増やす遺伝子とか見つかったら・・・これは凄いことになりますね。
日本の科学の力、凄いです。

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