mamimami77772さまの『私達の愛する国 日本よ永遠に Japan Forever 』(exciteブログ)より転載させて頂きました。
(以下、転載記事。 ↓のタイトルをクリックして元記事に行けます)
【転載】アフリカの大地で苦闘する大和撫子のナイジェリアレポートⅡ(拡散希望)
ナイジェリアに関するご参考サイト
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ここから転載================================
アフリカの大地で苦闘する大和撫子のナイジェリアレポートⅡ 純日本人会
仕事が無い為に犯罪に走るナイジェリアの若者。かれらに職場を与えようとナイジェリアの地で起業した日本女性がナイジェリアで苦闘しています。
波線以下の、『ハフィントンポスト』に掲載された日本女性のレポートをお読みいただければと思います。
ナイジェリアの国情は悪化の一途を辿り、日本人女性の事業は詐欺、妨害で立ち往生。
相談を持ちかけられた我々は一刻も早い帰国を助言してきました。
そして優しい心根で、意思の強い彼女はこれまで頑張ってきました。しかしどうやら潮時のようです。
石油の大産油国で中国の進出が激しいナイジェリアでは賄賂と詐欺や泥棒、殺人が横行し、国情の悪化が酷過ぎるようです。
しかし問題山積のアフリカですが、これからの時代の発展の舞台として注目されるアフリカでもあります。
彼女は生命の安全も保障されない現地に踏みとどまるより、日本に帰国して、外銀数行でキャリアを積んだ経験を活かし、アフリカ投資の注意点や国際結婚の負の面などを日本人に教えてくれたらと願っています。
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「ナイジェリアには犯罪者しかいない」-警察が悪を全面サポート
勤務中に飲食をしない日本の警察と違って、どこまでも被害者にタカリながら犯罪者からも大金をせしめ、凶悪犯すら逃がしてしまうナイジェリアの警察。
イスラム教徒が牛耳る警察が組織をあげて放火犯を逃がす実態も書きたかったのですが、書き切れませんでした。
クリスマス前から夜、隣の放火犯宅でこちらとの境界に密接して発砲していたのが(ナイジェリアでは花火や爆竹に加え、銃声もありです)、fbページに「数々のトラブルは北部のイスラム教徒が始めた」と書き加えた途端、静かになりました。偶然ではなく、既存の投稿に細かい修正がないか、チェックしている気配があります。
オイルマネーがどれだけあっても、一部の人が握りこみ、こんな使い方をしていては、国として発展もしないはずですね。
1月にはまた領事部の方がラゴスにいらっしゃる予定です。ちょうど、中央官庁との折衝に慣れている友人が外務省の邦人保護安全対策担当官に会いに行ってくれ、諦めずに領事に援護を求めるべきだとアドバイスしてくれました。
「役所には同じことをずっと繰り返して言う必要がある。一度言ったらからわかってるはず、なんてことはない。言わなくなったから、いいんだろう、ぐらいにしか思わない。二国間の関係、そこにどういう立場で大原達がいるか。それを打開すれば、こういう国の利益につながるといった、出世の糸口になるような行動の仕方を、こちらで作文してあげるのです」
そして1枚のポンチ絵にまとめるようにと。対策を練って、もう一度お会いしてみます。
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ここからが huffingtonpostからの転載記事です。
「ナイジェリアには犯罪者しかいない」-警察が悪を全面サポート
2013年12月31日
投稿日: 2013年12月28日 20時08分
http://www.huffingtonpost.jp/kaaru-ishino/post_6549_b_4511365.html
西アフリカの他の国でも、税関で積荷やコンテナが失くなることがあります。
同じ旧英領のガーナでは1月もしないうちに商品を取り戻せたり、犯人が処罰されるのに、ナイジェリアではL/C(信用状)取引すら保険の請求もできない状態で放置され、窃盗犯の処罰も賠償もありません。
ナイジェリア警察に被害を届けると、捜査にかかる交通費、通信費などに加え、飲食の要求、異動のご祝儀(万単位)や個人的なおねだりに苛まれます。
といって、お金を払えば捜査が進む訳ではなく、裏で犯罪者から多額の金をせしめ、野に放つのでした。誘拐や殺人すら、最初から告訴を諦める人もいるのです。
新聞やネットを見ると、警官の犯罪が頻発しているのが分かります。パイプラインからガソリンを盗む窃盗団を警官が率いていた、路上の警官が30円程度の賄賂を払わなかった通行人を射殺、夜タクシーを探そうと道路脇にいた人を射殺、等々。
若い頃から外国と行き来してきた夫はナイジェリアのそんな現実を知らず、窃盗を届け出た時から警察に翻弄されることになったのです。
積荷の窃盗が発覚した翌日、通関業者が逃げ回るので警察に被害を届けると、警察は通関業者のマネジャーの妹(銀行勤務)を拘束しました。ナイジェリアでは被疑者の身内を拘束して出頭させることがあるのです。
ようやく通関業者が持ってきた書類を見ると、税関検査の時点で数が足りないと書いてありました。いつも検査に立ち会う諸機関がおらず、複数いるはずの税関職員が一人しか署名してないなど、不審点だらけです。
帰省していた通関業者の社長に事情聴取するため、彼の故郷アナンブラ州まで刑事2人を送り出しました。車とドライバーを提供し、一切の費用はこちら持ちです。社長は村で家を新築し、「チーフ」という称号になったお披露目をしていましたが、本人は見つかりませんでした。
後日出頭した社長を、警察はその日のうちに保釈。
それからは盗品の隠し場所が分かったという刑事を車に乗せ、夫はラゴス中を走り回りました。毎日のように朝食と昼食、ときに夕食まで振る舞わされ、「家族の治療費」など金銭を要求され、出費だけが膨らんでいきます。
州警察トップに陳情しましたが、最寄の署から上の組織、そして刑事本部に担当を替えてもらっても、やはり同じでした。
窃盗から半年あまり、一人で翻弄される夫をサポートするため、日本での窓口だった会社を閉じ、私も子供を連れてラゴスに移動しました。
警察長官に直訴して、刑事本部の別の部署が担当になりましたが、この頃には税関と裏で話がついていたようです。
刑事をせっついて税関に問い合わせの書類を送っても回答なし。夫が刑事を連れて税関に乗り込むと、ゲートで「中に入るのは刑事だけだ」。警察だけなら買収可能なので、職員が妨害していたのです。
押し問答している間に車が渋滞してきて、何とか夫も刑事と一緒に税関内に入れました。
税関の担当者にはDHLで書類を送っていたにも拘らず、「受け取ってない」。DHLの配達記録を盾にまた押し問答の末、税関はついに関係職員を出頭させると約束しました。
出頭したのはイスラム教徒2人。積荷が盗まれたコンテナを配送させた事実は否定しようもなく、大の男が泣いたそうですが、警察は即日保釈。
保釈すると数十万~数百万円か、関係者の臨時収入になるのです。「保釈で稼がせてくださいよ」という露骨な刑事もいます。
ナイジェリアでは窃盗や横領、詐欺、放火などの被害に遭いましたが、警察に告訴しても犯人はすべて「保釈」で放置されました。
「ナイジェリアには犯罪者しかいない」と近隣の国で言っているそうですが、まさに悪貨は良貨を駆逐する。警察は被害者を罠にはめてでも犯罪を握りつぶし、悪循環で犯罪が割に合う社会となっていたのです。
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波線以下の、『ハフィントンポスト』に掲載された日本女性のレポートをお読みいただければと思います。
ナイジェリアの国情は悪化の一途を辿り、日本人女性の事業は詐欺、妨害で立ち往生。
相談を持ちかけられた我々は一刻も早い帰国を助言してきました。
そして優しい心根で、意思の強い彼女はこれまで頑張ってきました。しかしどうやら潮時のようです。
石油の大産油国で中国の進出が激しいナイジェリアでは賄賂と詐欺や泥棒、殺人が横行し、国情の悪化が酷過ぎるようです。
しかし問題山積のアフリカですが、これからの時代の発展の舞台として注目されるアフリカでもあります。
彼女は生命の安全も保障されない現地に踏みとどまるより、日本に帰国して、外銀数行でキャリアを積んだ経験を活かし、アフリカ投資の注意点や国際結婚の負の面などを日本人に教えてくれたらと願っています。
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「ナイジェリアには犯罪者しかいない」-警察が悪を全面サポート
勤務中に飲食をしない日本の警察と違って、どこまでも被害者にタカリながら犯罪者からも大金をせしめ、凶悪犯すら逃がしてしまうナイジェリアの警察。
イスラム教徒が牛耳る警察が組織をあげて放火犯を逃がす実態も書きたかったのですが、書き切れませんでした。
クリスマス前から夜、隣の放火犯宅でこちらとの境界に密接して発砲していたのが(ナイジェリアでは花火や爆竹に加え、銃声もありです)、fbページに「数々のトラブルは北部のイスラム教徒が始めた」と書き加えた途端、静かになりました。偶然ではなく、既存の投稿に細かい修正がないか、チェックしている気配があります。
オイルマネーがどれだけあっても、一部の人が握りこみ、こんな使い方をしていては、国として発展もしないはずですね。
1月にはまた領事部の方がラゴスにいらっしゃる予定です。ちょうど、中央官庁との折衝に慣れている友人が外務省の邦人保護安全対策担当官に会いに行ってくれ、諦めずに領事に援護を求めるべきだとアドバイスしてくれました。
「役所には同じことをずっと繰り返して言う必要がある。一度言ったらからわかってるはず、なんてことはない。言わなくなったから、いいんだろう、ぐらいにしか思わない。二国間の関係、そこにどういう立場で大原達がいるか。それを打開すれば、こういう国の利益につながるといった、出世の糸口になるような行動の仕方を、こちらで作文してあげるのです」
そして1枚のポンチ絵にまとめるようにと。対策を練って、もう一度お会いしてみます。
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ここからが huffingtonpostからの転載記事です。
「ナイジェリアには犯罪者しかいない」-警察が悪を全面サポート
2013年12月31日
投稿日: 2013年12月28日 20時08分
http://www.huffingtonpost.jp/kaaru-ishino/post_6549_b_4511365.html
西アフリカの他の国でも、税関で積荷やコンテナが失くなることがあります。
同じ旧英領のガーナでは1月もしないうちに商品を取り戻せたり、犯人が処罰されるのに、ナイジェリアではL/C(信用状)取引すら保険の請求もできない状態で放置され、窃盗犯の処罰も賠償もありません。
ナイジェリア警察に被害を届けると、捜査にかかる交通費、通信費などに加え、飲食の要求、異動のご祝儀(万単位)や個人的なおねだりに苛まれます。
といって、お金を払えば捜査が進む訳ではなく、裏で犯罪者から多額の金をせしめ、野に放つのでした。誘拐や殺人すら、最初から告訴を諦める人もいるのです。
新聞やネットを見ると、警官の犯罪が頻発しているのが分かります。パイプラインからガソリンを盗む窃盗団を警官が率いていた、路上の警官が30円程度の賄賂を払わなかった通行人を射殺、夜タクシーを探そうと道路脇にいた人を射殺、等々。
若い頃から外国と行き来してきた夫はナイジェリアのそんな現実を知らず、窃盗を届け出た時から警察に翻弄されることになったのです。
積荷の窃盗が発覚した翌日、通関業者が逃げ回るので警察に被害を届けると、警察は通関業者のマネジャーの妹(銀行勤務)を拘束しました。ナイジェリアでは被疑者の身内を拘束して出頭させることがあるのです。
ようやく通関業者が持ってきた書類を見ると、税関検査の時点で数が足りないと書いてありました。いつも検査に立ち会う諸機関がおらず、複数いるはずの税関職員が一人しか署名してないなど、不審点だらけです。
帰省していた通関業者の社長に事情聴取するため、彼の故郷アナンブラ州まで刑事2人を送り出しました。車とドライバーを提供し、一切の費用はこちら持ちです。社長は村で家を新築し、「チーフ」という称号になったお披露目をしていましたが、本人は見つかりませんでした。
後日出頭した社長を、警察はその日のうちに保釈。
それからは盗品の隠し場所が分かったという刑事を車に乗せ、夫はラゴス中を走り回りました。毎日のように朝食と昼食、ときに夕食まで振る舞わされ、「家族の治療費」など金銭を要求され、出費だけが膨らんでいきます。
州警察トップに陳情しましたが、最寄の署から上の組織、そして刑事本部に担当を替えてもらっても、やはり同じでした。
窃盗から半年あまり、一人で翻弄される夫をサポートするため、日本での窓口だった会社を閉じ、私も子供を連れてラゴスに移動しました。
警察長官に直訴して、刑事本部の別の部署が担当になりましたが、この頃には税関と裏で話がついていたようです。
刑事をせっついて税関に問い合わせの書類を送っても回答なし。夫が刑事を連れて税関に乗り込むと、ゲートで「中に入るのは刑事だけだ」。警察だけなら買収可能なので、職員が妨害していたのです。
押し問答している間に車が渋滞してきて、何とか夫も刑事と一緒に税関内に入れました。
税関の担当者にはDHLで書類を送っていたにも拘らず、「受け取ってない」。DHLの配達記録を盾にまた押し問答の末、税関はついに関係職員を出頭させると約束しました。
出頭したのはイスラム教徒2人。積荷が盗まれたコンテナを配送させた事実は否定しようもなく、大の男が泣いたそうですが、警察は即日保釈。
保釈すると数十万~数百万円か、関係者の臨時収入になるのです。「保釈で稼がせてくださいよ」という露骨な刑事もいます。
ナイジェリアでは窃盗や横領、詐欺、放火などの被害に遭いましたが、警察に告訴しても犯人はすべて「保釈」で放置されました。
「ナイジェリアには犯罪者しかいない」と近隣の国で言っているそうですが、まさに悪貨は良貨を駆逐する。警察は被害者を罠にはめてでも犯罪を握りつぶし、悪循環で犯罪が割に合う社会となっていたのです。