軍歌、戦時歌謡も立派な日本文化です。中には名作も多くあり、このまま廃れてゆくとしたら余りにも惜しいです。
私は口伝で教わった世代ですが、今はネットという便利なものがあります。広めてしっかりと伝えてゆきたいものです。
さて明日からは多くの方が仕事に戻られますね。
さわやかな気持ちでどうぞ!
愛国行進曲
作詞:森川 幸雄 作曲:瀬戸口 藤吉 |
一、 見よ東海の空あけて 旭日(きょくじつ)高く輝けば
天地の正気(せいき)溌剌(はつらつ)と 希望は躍る大八洲(おおやしま)
おお晴朗の朝雲に 聳(そび)ゆる富士の姿こそ
金甌(きんおう)無欠揺るぎなき わが日本の誇りなれ
二、 起(た)て一系の大君(おおきみ)を 光と永久(とわ)に戴(いただき)きて
臣民われら皆共に 御稜威(みいつ)に副(そ)わん大使命
往(ゆ)け八紘(はっこう)を宇(いえ)となし 四海の人を導きて
正しき平和うち建てん 理想は花と咲き薫る
三、 いま幾度かわが上に 試練の嵐哮(たけ)るとも
断固と守れその正義 進まん道は一つのみ
ああ悠遠の神代(かみよ)より 轟(とどろく)く歩調うけつぎて
大行進の行く彼方 皇国つねに栄えあれ
昭和13年に歌詞と曲が公募されて、どちらも凄い数の応募の中から選ばれました。
軍艦行進曲を作曲した瀬戸口藤吉は晩年の病床にありながら、最後のご奉公として力を尽くしたそうです。この歌は大ヒットしました。