「はやぶさ」の感動再び! 12月後継機打ち上げ控え、関連商品など早くも盛り上がり
2014.1.8 15:00
幾多のトラブルを乗り越え、平成22年に小惑星のかけらを地球に持ち帰る世界初の偉業を成し遂げた探査機「はやぶさ」。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、今年12月を目標に後継機「はやぶさ2」を打ち上げる計画だ。開発拠点がある相模原市の商店街などでは、「あの感動を再び」と早くも盛り上がりをみせている。
巨大な看板
「がんばれはやぶさ2 夢と希望をのせて」「はやぶさ2を、相模原から宇宙へ。日本の未来はここにある」
JAXA相模原キャンパスの玄関口、JR横浜線の淵野辺(ふちのべ)駅。改札を出ると、目の前にはやぶさ2を応援する巨大な看板が並ぶ。
駅前の歩道には「カシオペア通り」「こと座通り」などのプレートが埋め込まれ、歩くだけで宇宙気分が高まってくる。
商店街の一角にある飲食店「笑うかど庭」。昨年春、「はやぶさ2シチュー」をメニューに追加した。探査機本体に見立てたチーズハンバーグの上に、ズッキーニの輪切りを2個並べ、はやぶさ2の特徴である2個の平面アンテナのように盛り付け。太陽電池パネルはパンにベーコンを載せて表現した。
同店代表の中地哲也さん(45)は「ベーコンでパネルのキラキラした感じを出した」と、細部にまでこだわった。
揚げ物などを載せた「8823(はやぶさ)丼」は文字通り、一皿8823キロカロリーを目安にしたジャンボサイズで、中のご飯は何と1キロ。商店街をよく利用するJAXAの阪本成一教授(48)が「はやぶさの語呂合わせはどうか」と考案したのが発端だ。注文は予約が必要で、若者なら揚げ物を多く、年配者なら魚を多くするなど、客に応じて中身を工夫するという。
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いよいよ盛り上がってきましたね。
普通だったら、「〇〇2」というのは、単に1号機と同じ設計の2号機です。
「はやぶさ2」はあの「はやぶさ」の2号機ではありません。
更にもっと進んだ技術で、イトカワとは全然タイプの異なる小惑星に向かいます。表面の岩石ではなく、地下の岩石を採ってきます。
丁度去年の今頃、仮組立の記事を出しました。
「はやぶさ2」も頑張れ!
予定
2014年12月打上げ
2018年 目標の小惑星「1999JU3」に到着
2020年 地球帰還
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