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[転載] 皇紀二千六百七十四年 「講書始めの儀」

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カマちゃん様さまのブログ『美し国(うましくに)』より転載させて頂きました。
 
(以下、転載記事)

皇紀二千六百七十四年 「講書始めの儀」


 


 
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皇紀2674年 一般参賀 天皇、皇后 両陛下 御尊影
 
 
 
 
 
君が代
 
 
 
 

宮 城 で 講 書 始 の 儀

 
 
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「講書始の儀」で講義を受けあそばされる天皇、皇后両陛下 御尊影=10日午前、宮殿・松の間
 
 
 
 
 
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宮殿・松の間で行われた「講書始の儀」=10日午前
 
 
 
 
 
謹んでお伝え致します。

講書始は、明治の初めから正月の恒例行事とされてきました。
畏くも、天皇陛下の御前で学者が漢籍などを進講したり、宮廷において「日本書紀」などを講読する「講書」は、奈良・平安時代からあり、中世・近世においても多くみられます。
 日本の皇室は、常に学問を尊重し奨励する大きな役割を果たしてこられました。
それを一段と前進されあそばされたのが、明治天皇陛下であられます。
その初例は、明治二年の一月二十三日、京都御所の小御所において、漢学者の東坊城(菅原)任長と中沼了三が「論語」、国学者の玉松操と平田鉄胤が「日本書紀」を講釈しました。 また明治五年の一月七日には、儒学者の元田ながさね が「書経」、洋学者の加藤弘之が「国際汎論」を進講し、終わってから祝酒を賜っています。(明治天皇紀)
昭和二十八年からは、人文科学・自然科学の三分野より学会の第一人者が三名選ばれ(各分野一名とは限らない)、それぞれ二十分ずつ進講することになり、昭和四十四年からは新宮殿「松の間」が用いられるようになりました。
そこでは、天皇陛下・皇后陛下を中心にして、皇太子殿下以下の皇族方や侍従長、女官長など及び招待された文部科学大臣および日本学士院と日本学術会議の代表者、次年度の進講予定者なども列席して、講義を陪聴します。(天皇陛下の傍らに待して聞く)ことが慣例となっています。
天皇陛下へのご進講は、講書始以外にも行われており、近年定例化しているのは、各省庁の事務次官(毎年一人ずつ)と東京都知事・警視総監(各一回)や日銀総裁(年二回)外務省総合外交政策局長(年数回)などです。
衆参両院議長による挨拶(年三回)や内閣の首相と各大臣らによる重要な所管事項の「内奏」(年数回)も内政・外交に関する一種のご進講といえます。


また歴代天皇の式年祭に先立ち、その天皇のご事績に精しい研究者を招きあそばされます。
また地方行幸や外国訪問に先立ち、その行幸地や訪問先の歴史・実情などに関するご進講を受けあそばされます。


畏くも天皇、皇后両陛下におかせられましては、年頭に学界の第一人者から講義を受けられる恒例の「講書始の儀」が10日、宮城(皇居)宮殿「松の間」で行われた。
 今年の進講者とテーマは、2008年にノーベル物理学賞を受賞した小林誠・高エネルギー加速器研究機構特別栄誉教授の「粒子と反粒子-対称性の破れをめぐって-」、樺山紘一・東大名誉教授の「歴史としての印刷文化」、菅野(すげの)和夫・東大名誉教授の「日本的雇用システムと労働法制」。
 畏くも両陛下におかせられましては、皇太子殿下をはじめとする皇族方とともに耳を傾けあそばされた。



畏くも天皇陛下、皇后陛下、皇族方におかせられましては、いつまでもお健やかにと願ってやみません。



 
 彌榮 彌榮 彌榮
 
 
日本國民(やまと民族)は皇室と共に・・・・
 
 
天皇陛下、皇后陛下 萬歳 萬歳 萬歳


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