GPM衛星を搭載したH2Aロケット23号機が種子島から打ち上げられました。
これでH2AとH2Bを併せて22機の連続成功で、これはヨーロッパのアリアン・ロケットに勝る凄い成績です。
GPMとは(Global Precipitation Measurement)全球降水観測の略です。これまでも雲の分布は観測されてきましたが、これが即、降水の予測になる訳ではありません。特に洪水などを起こす異常気象は事前に正確に察知しなければなりません。
日本のJAXAと米国のNASAが共同で開発しました。衛星本体は米国が担当し、これに日本の新技術、二周波降水レーダーを搭載しています。
H2Aロケット23号機、打ち上げ成功 メーンの衛星を予定軌道に
降水観測衛星(GPM主衛星)H-2Aロケット23号機 打ち上げ成功
GPM衛星の意義について
「[JAXA]【9分でわかる!】雨雲を、味方にせよ。~GPM計画とその利用~」