カナダにお住いの櫛田B子さまの『天晴!にっぽん』(Hatenaブログ)より転載させて頂きました。
(以下、転載記事。 ↓のタイトルをクリックして元記事に行けます。)
「天然記念物ツシマヤマネコという動物をご存知ですか。
ヤマネコはネコのご先祖と言われていますが、実は身の周りにいるイエネコとは系統分類でも全然違うのです。」
夏休みは対馬に「ツシマヤマネコ」を見に行こう - くにしおもほゆ - Yahoo!ブログ
昨年転載させていただいた記事です。
ヤマネコはネコのご先祖と言われていますが、実は身の周りにいるイエネコとは系統分類でも全然違うのです。」
夏休みは対馬に「ツシマヤマネコ」を見に行こう - くにしおもほゆ - Yahoo!ブログ
昨年転載させていただいた記事です。
そのツシマヤマネコの赤ちゃんが今月11日、福岡市動物園で誕生したそうです。
西日本新聞 2014年04月14日
ツシマヤマネコ赤ちゃん2匹 福岡市動物園、3年ぶり出産 「将来の繁殖に貴重」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/f_toshiken/article/82125:title
によると、今回生まれた2匹を加えると飼育されているツシマヤマネコは全国で28匹。
福岡市動物園のホームページを見てみると、そのうち11匹が福岡市動物園で飼育されています。
ツシマヤマネコはその名のごとく、対馬にのみ生息する山猫です。
拙ブログでも、その生息地の山林の危機について取り上げたことがありましたが、人工飼育に関してはよく知らないままでした。
HP【動物紹介】ツシマヤマネコ
http://zoo.city.fukuoka.lg.jp/animals/detail/27
『1994年、種の保存法により国内希少野生動植物種に指定され、
本園で人工飼育、繁殖計画が開始されました。』
とあります。
また、福岡市動物園|福岡市動物園の歴史
によると最初のツシマヤマネコが入園したのが平成8(1997)年です。
その後平成12(2000)年に初めて子猫が誕生、動物園で生まれたのも初めてだったそうです。
飼育は今年で17年目になりますね。
これまで飼育に携わってきた職員の方々は大変ご苦労なさったことでしょう。
HP内のブログでは飼育員さんの愛情がとっても伝わってきます。
↓
2014年4月18日金曜日
元気です!ツシマヤマネコの赤ちゃん近況。
http://fukuokazoo.blogspot.ca/2014/04/blog-post_18.html
4月14日 生後3日目
https://www.youtube.com/watch?v=ul0KeDz1KQE
4月18日の親子 生後1週間
https://www.youtube.com/watch?v=Ja5Fn8XnQY0&feature=youtu.be
画像もお借りしました。
お母さん「ももちゃん」
http://fukuokazoo.blogspot.ca/2014/04/blog-post_18.html
4月14日 生後3日目
https://www.youtube.com/watch?v=ul0KeDz1KQE
4月18日の親子 生後1週間
https://www.youtube.com/watch?v=Ja5Fn8XnQY0&feature=youtu.be
画像もお借りしました。
お母さん「ももちゃん」
お父さん「キューちゃん」
繁殖のため現在は非公開で、再開予定は立っていないとのことです。
今のところ名前がわからない子猫ちゃんたちですが、元気な姿をお披露目できるといいですね。
将来もし公開が始まれば、遠方から福岡市経由で対馬を訪れるかたは動物園に寄り道をしてみるのも良さそうですね。
福岡市は東京、大阪などの大きな都市と比べるとトランジスタ・グラマー(古いw)なので、空港や博多港フェリーターミナル、JR博多駅からも時間をかけずに移動が可能です。
福岡市動物園|総合案内
こちらはツシマヤマネコのふる里、対馬での情報です。
対馬野生生物保護センター Tsushima Wildlife Conservation Center
拙ブログのトップページにもリンクしていますので是非ご参考に!
ここから頂いた画像です。
(以下は全て環境省対馬野生生物保護センター提供)
フワフワしっぽが猫系好きの私をトリコにw
ヤマネコの保護の拠点、対馬野生生物保護センター
ちなみに
動物園での紹介ページでツシマヤマネコを英語にするとTsushima Leopard Cat なのだと知りました。
このエントリーを英語で書くのは無理なので、英語圏から何かの拍子で訪問してもらうことがあれば、画像だけでも紹介できるようにとタイトルに加えました。
ちなみに(その2)
本エントリーではツシマヤマネコが飼育される他の県については触れませんでしたが、リンクなどから情報が得られます。
動物園や水族館は観察したり飼育の方法や生態を知る場所でもあり、また、これは私個人の感覚ですが、見ている動物が本来住む地域にも想像が向かうところでもあります。
全国どこの動物園でも、ツシマヤマネコをご覧になる機会があれば、生息地である対馬の自然を思い浮かべてもらえるきっかけになれば良いなと思います。
ちなみに(その3)
レパード(豹)といえば、
「A leopard can't change its spots」
豹のspots=模様は変わらない→人の性格はなかなか変わるものではない
で、
「三つ子の魂百までも」と同じ意味合いの諺で、聖書が由来だそうです。
なるほど納得。