「葉隠」全文英訳、初公開 佐賀県立図書館、HPで
2013.4.12 07:57 (産経)
江戸時代の佐賀藩に伝えられた武士の生きざまを説く古典「葉隠」の英訳を佐賀県の短大講師が完成させた。佐賀県立図書館がホームページで公開している。これまで部分訳はあったが全訳は初めてという。
佐賀女子短大講師で留学生に日本語を教えている西山正広さん=佐賀県鳥栖市=が3年かけて訳した。西山さんは「江戸時代の人の生き方や考え方が、現代の私たちに通じていることを外国の方にも知ってほしい」と話している。
葉隠は佐賀藩の武士山本常朝(1659~1719年)が隠居先で語った教訓など約1300項目を弟子が記録し、写本されて藩内に伝わった。
有名な「武士道というは死ぬことと見つけたり」の一節ばかり注目されるが、部下の指導方法や処世術など現代の“ビジネス書”として役立つ内容も記されている。
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「葉隠」は読もうと思いながら、ずっとそのまま来てしまいました。
現代人にとって武士道は遠い存在のようでありながら、実際には無意識のうちに脈々と受け継いでいるように思えます。
しかし、「武士道って何?」と聞かれたら、答えられない。
江戸時代の太平の世を生きる後進の武士への戒めのメッセージとして書かれた書であるなら、それは太平のようでありながら、来週、来月、来年はどうか分からない現代の日本を生きる者にも通じるものがあるかもしれません。
「葉隠」についての解説と原文はこちら
この英文ファイルはこちらです。
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