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Channel: くにしおもほゆ
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1回の採血で13種類のがん診断 がんセンターなど実用化へ 日本の医療技術の素晴らしさ

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血液から13種類のがん診断 がんセンターなど実用化へ

2014.8.18 17:23(産経)病気・医療
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がん患者の血液に含まれるマイクロRNAを調べるためのチップ
 
 国立がん研究センター(東京都中央区)は18日、血液から乳がんや大腸がんなど13種類のがんを発見できる診断システムの開発を始めると発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が今年度から5年間で約79億円を出資し、東レ(中央区)などの民間企業が検査方法の開発を支援する。
 がんセンターによると、血液検査での早期発見を目指すのは、日本人の罹患(りかん)者が多かったり、同センターが重点的に研究したりしている胃がん、食道がん、肺がん、肝臓がん、胆道がん、膵臓(すいぞう)がん、大腸がん、卵巣がん、前立腺がん、膀胱(ぼうこう)がん、乳がん、肉腫、神経膠腫(脳腫瘍の一種)-の13種。
 がんなどの疾患にかかると、血液中に含まれるマイクロRNAという物質に異常が起き、特定のマイクロRNAの数値が上昇したり減少したりするとされる。しかし、どのマイクロRNAがどのがんに関連しているかについては不明な点が多い。研究では各がん5千人、計6万5千人分の血液を解析し、関連するマイクロRNAを特定。数値を解析することで、がんの早期発見につなげる。
 がんセンターの堀田知光理事長は「従来のレントゲンや超音波検査に比べ患者に負担が少なく、国民の重大な疾患の早期発見につながる」と意義を強調。まずは研究が先行する乳がんから始め、人間ドックなどで導入できるよう安価で迅速、正確な判定ができる検査システムを開発する。
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5年間で79億円の開発費だそうです。
癌の治療に充てられる国全体の総医療費を思えば、とても大きい経済効果が見込めます。
 
これは検査は検査でも、健康診断時のスクリーニング(ふるい分け)です。
だから大勢の人が苦痛も出費も小さく、簡便に参加できるものでなければなりません。
これまでいくつかの癌を見つける検査が個々にありましたが、さすがにこれは凄いですね。
早期発見、早期治療によって、本人はもちろん、家族も職場もみんな恩恵を受けますね。国益にもかないます。
 

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