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中国空母「遼寧」での「殲15」試験飛行で死亡事故か

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中国空母の試験飛行で死亡事故か

2014.9.6 10:48(産経)
 【ワシントン=加納宏幸】中国初の空母「遼寧」艦載の戦闘機「殲15」のテスト・パイロット2人が試験中に死亡していたことが分かった。独立系の「米海軍研究所」(USNI)のニュースサイトが5日、中国系メディアの記事を引用する形で紹介した。
 英語版の中国国営新華社通信(電子版)は8月27日、習近平国家主席が遼寧からの離着陸に成功した空軍部隊をたたえたとする記事を配信。その中に「テストパイロット2人が試験中に犠牲になった」との記述があった。時期など詳しい状況は明らかではないが、USNIは2機が失われたと伝えている。
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報道記事はこれだけです。
遼寧(りょうねい)」は旧ソビエトの空母「ヴァリャーグ」がソビエト崩壊でウクライナ
が引き継いだあと、スクラップとして売却したものです。購入した香港の業者はカジノ場にすると言っていたのが、その積りはさらさらなく、中国海軍が最初から手に入れる計画だったようです。武器もエンジンも破壊されていたのを、中国で普通の船舶エンジンを積み、再びそれらしく偽装して就役しました。
6万トン級の空母で、艦載機を発進させるカタパルトはなく、甲板の先端を持ち上げた「スキージャンプ式」で発進させます。この方式では武器と燃料を満載した重い戦闘機の発進は不可能です。無論それでは軍事的には意味がありません。
 
 イメージ 1
しかし周辺国を威圧する目的での政治的な意味は大きいです。
 
一方、「殲15」はロシアの「スホイ33」をパクったと言われている戦闘機です。
 
 
航空機のを比較するのに、重量は要素がいろいろ大き過ぎます
サイズで見てみましょう。
 
イメージ 2
殲15」が右端にある「スホイ33」のパクリとすると、この大きさですね。
ちなみに日本の次期主力戦闘機として導入されるF-35は中央にあります。
中国は「殲15」が既に「遼寧」からの離発着訓練を繰り返しているとアピールしていましたが、上の動画にもあるように、専門家がその画像を見ると、とても軽い状態での離発着だとバレバレ。
 
中国共産党としては、それでは面白くないので、軍に無理な指示を出したのでしょう。テストパイロットだということは、かなりの技量の持ち主。2名も死亡したということは、死亡事故が発生しても、強引に継続したのでしょう。
共産党が指導する人民解放軍。これも文民統制ということか。
 
ただ馬鹿にばかりもしておれません。2隻目の空母は2020年就役か。
 

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