人間国宝・酒井田柿右衛門さん死去 78歳、有田焼陶芸家
2013.6.15 11:04(産経)
十四代酒井田柿右衛門(さかいだ・かきえもん=陶芸家、人間国宝)15日午前、佐賀市の病院で死去、78歳。佐賀県出身。自宅は佐賀県有田町南山丁352。葬儀・告別式の日取りや喪主は未定。
赤絵の絵柄に加え「濁手」と呼ばれる柔らかな乳白色の磁肌が特徴で、白磁をふんだんに残しながら描かれる色絵文様の美しさは国内外で高い評価を受けている。82年に十四代を襲名。01年に人間国宝。日本工芸会副理事長も務めた。
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江戸時代にこの方のご先祖の陶工が、良い陶土を求めて(現在の)佐賀県有田町に移り住み、さらに次の代は乳白所の地肌に赤色の絵の磁器を作ることにに成功して「柿右衛門」を名乗ったのがはじめだということです。
その作品はヨーロッパに輸出されてマイセンにも影響を与えています。
その後、盛んになったり衰退したりしながら、現在に受け継がれ、14代だったのが、亡くなった酒井田柿右衛門さんです。
wikipediaの解説
酒井田柿右衛門 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%92%E4%BA%95%E7%94%B0%E6%9F%BF%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80
正直言って私は陶磁器についてウンチクを書ける知識はありません。
ただ有田焼(伊万里焼も含めて広い意味での)は大好きです。
陶器市に行ってはあれこれ手に触れて、やっぱり良い物が欲しくなって、溜息だけ残して帰るパターンばかりです(笑)
作成中の柿右衛門さん
ネットのあちこちから柿右衛門の溜息の出る作品を集めてきました。
(もちろん画像だけです)