温暖化目標、日本の引き下げに懸念 研究者ら分析「評価は転落する」
2013.6.13 14:21(産経)
地球温暖化問題の研究者らによる非政府組織(NGO)「クライメート・アクション・トラッカー」は12日、日本政府が温室効果ガス削減目標を引き下げる方向で見直しを進めていることに懸念を示す政策分析結果を、ドイツ・ボンの気候変動枠組み条約会議の会場で発表した。
「2020年までに1990年比25%減」との民主党政権時代からの削減目標を仮に9%減に変更した場合、20年の排出量は2億トン余り増え、同NGOの4段階評価で、上から2番目の「十分」から最下位の「不十分」に転落すると指摘。
発展途上国に環境技術を提供する見返りに温室効果ガスの削減量を日本に算入する「2国間オフセット・クレジット制度」を政府が推進していることについては、国際的にまだ公認された制度ではないとくぎを刺した。分析担当者は「日本には25%目標を堅持してほしい。省エネ推進や再生可能エネルギーの導入など、(海外よりも)国内の削減に力を入れるべきだ」と話している。(共同)
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この画像は先日使ったばかり
(潘基文の記事)なのに、また出番が来るとは。
これが韓国の事務総長の下で世界に向かって無責任公約をしているルーピー氏の象徴的な一場面です。
この時、2020年までに1990年比で25%削減するとの国際公約について、「難航していた交渉に、新たな息吹が芽生えた。」と、有難いお褒めを頂戴しました。
その後大震災によって、日本はそれどころではなくなりました。
当時の菅政権も野田政権も、復興を理由にして堂々と公約撤回ができるチャンスだったのに、何もしませんでした。
原発を次々に止めて日本経済をピンチに追い込み、さらに化石エネルギーへの依存度を高めて原油輸入を大きく増やして将来の日本につけを残してくれました。
元々国内のしっかりした議論もなく、妙な正義感によってパフォーマンスされてしまった結果、日本はにっちもさっちも動きがとれなくなっています。
どうせこんなもの頑張っても「最下位」評価なら、いっそのこと議定書
を離脱するほうがましですね。
中国は元から参加していないので、「最下位」評価も受けません。