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Channel: くにしおもほゆ
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党利党略で首相を問責した政党を国民が問責する選挙です!

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国会会期最終日に参議院でまさかの首相問責決議が通ってしまいました。
私は職場の休憩時間に携帯でニュースを見て、全身に言いようのない強い怒りがこみあげました。
こんな勝手な問責が通ってしまうほど、参議院は酷い状態に陥っていたわけで、安倍総理はじめ現内閣と国民の足を引っ張ってきたのです。
この決議はこれら政党が国民に放った〝最後っ屁〟のような象徴的な出来事でした。
生活保護の不正を防ぐための法案やペルシャ湾を航行する船を海賊から守る法案をはじめ、長い審議時間をかけてきたものが水泡に帰しました。
 
衆議院の内閣不信任決議ではありませんが、参議院は国民に政府の信任するかどうかを問う形になりました。
つまり今回の参議員選挙は安倍政権を支持するか、無責任野党を支持するかという選択を非常に強めました。
 
もちろん多くの国民が安倍政権を支持していますので、参議院を本来の「良識の府」に戻しましょう。
 
これら無責任野党に対しは、国民が投票によって問責しましょう。
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【主張】
首相問責可決 国民生活より党利党略か

2013.6.27 03:24(産経)主張
 国会最終日の参院本会議で、安倍晋三首相に対する問責決議が野党の賛成多数で可決された。「なぜ問責なのか」よくわからないままの幕切れだった。
 安倍首相は26日夕の会見で「これこそが『ねじれ国会』の象徴」と指摘し、政治の停滞を打破するため参院選で多数を奪還する決意を改めて強調した。
 今回の決議は参院選に向けた野党の得点稼ぎの色彩が濃い。そのあおりで多くの重要法案が廃案になったことは極めて重大だ。
 
 野党第一党の民主党が当初、採決に消極的だったのも、決議が妥当性を欠いていることに自ら気付いていたからではないのか。だが結局は、都議選惨敗の後、問責可決で一矢報いることにした。
 終盤国会では、首相と海江田万里民主党代表との党首討論を求めるか、多くの野党が参加できる予算委集中審議の開催かで民主党や野党内の足並みがそろわず、いずれも実現できなかった。国会攻防での失点を首相問責決議で取り返そうとしたのなら筋違いだ。
 賛成した日本維新の会の松井一郎幹事長は「そんなことをやっている場合ではない。国民に理解されない」と語ったが、それならなぜ賛成に回ったのか。
 生活、社民、みどりの風の3党が問責決議を提出した理由は、安倍首相が24、25両日の参院予算委員会を欠席したことを「憲法違反だ」などとしたものだ。
 憲法に規定のある衆院の内閣不信任決議とは異なり、参院の問責決議に法的拘束力はない。しかし、その後の審議が拒否されるなど、いったん可決されると重大な結果をもたらす。
 事実、問責決議可決による審議ストップのため、電力システムを改革する電気事業法改正案や不正受給対策を進める生活保護法改正案、海賊多発海域における日本船舶に武装警備員を乗船させる特別措置法案などの重要法案は、前日まで成立が見込まれていたのに廃案となった。電気事業法改正案のように、与野党で修正を加えたものも含まれる。
 民主党の輿石東参院議員会長は「できるだけ法案を通そうという方針に変わりはなかった」と廃案の責任は与党にあると強調した。だが、選挙を意識して党利党略を先行させ、国民の生活を犠牲にすることは、厳しく指弾されなければならない。

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