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[転載] 天津大爆発と有害物質、飛来の危険性「20~30億人分の致死量」

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行橋市市会議員小坪しんやさまのブログより転載させて頂きました。
なお、コピペできない形式の画像もありますし、長くて全部を転載出来ませんが、特に元記事には有用なコメントが多く寄せられていますので、小坪さまのブログにお立ち寄りください。

(以下、転載記事)(下のタイトルをクリックして元記事に行けます)

【拡散】天津大爆発と有害物質、飛来の危険性「20~30億人分の致死量」

天津における大爆発において、非常に毒性の強い物質が集積されていたことがわかった。
情報が少ないため、危機啓発を行うことを躊躇ったが、ここに情報発信として本稿を上梓する。
気になっている物質は、シアン化ナトリウム。
毒物及び劇物取締法で毒物に指定されており、経口致死量は成人の場合 200~300 mg/人 と推定されている。
グリコ・モリナガ事件で用いられたものでもある。
これが700トン、あったとの報道。
爆発で、それがどの程度、飛散したのかは不明。
しかしあれだけの爆発だ。
PM2.5が飛来している以上、日本側への飛散は覚悟すべき状況にあると考える。
日本における濃度が健康被害を生じるか否かは、わからない。
そのような中、公職として情報発信することには勇気も必要だった。
我が国においては、測定すらされていないであろう状況である。
危機啓発と併せ、世論喚起が必要だと考えた。
拡散のお願いをしたい、世論喚起と危機啓発のためだ。
 
続編
猛毒のシアン化ナトリウム。中国に【不要な配慮】を行う報道に問題があると思う方はシェア
勝っても嬉しくないギャンブルに、残念ながら私は勝ってしまったようだ。
デマだ、誤報だと集中砲火にあうこともなく、むしろ海外メディアが報じ始めた。
むしろ日本メディアが報じぬことに、恐怖を感じる。
 
 
 
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(OGP画像)
イメージ 2

 
 
 
 
シアン化ナトリウムとは。
極めて人体に悪影響を与える毒物です。
あまり詳しくないため、wikipediaソースとさせてください。
 
性質
化学的および生理的性質はシアン化カリウム(青酸カリ)に類似する。(後略)
とりあえず、とても危険。
 
用途
鍍金ほか、工業的に広く用いられる。
鍍金(めっき)を含め、広範に用いられている模様。
 
毒性
脊椎動物がこの物質を摂取するとシアン化物イオンがヘモグロビンの鉄イオンに配位して細胞呼吸を阻害し、さらには細菌以上の動物ミトコンドリアのシトクロム酸化酵素 (COX) 複合体と結合・封鎖し、電子伝達系を阻害することでATP生産量を低下させ細胞死を引き起こすとされる。この点で植物ミトコンドリアはシアン耐性経路であるAOX酵素 (alternative oxidase) を備えるため耐性を持つ。
毒物及び劇物取締法で毒物に指定されている。経口致死量は成人の場合 200~300 mg/人 と推定されている。(後略)
 
 
本当に、ほんの少しで死んでしまう。
高齢者や乳幼児、体力の弱った方などへの影響はどの程度なのだろう、不安で仕方がない。
ただしこれは「経口致死量」であり、「直接、食べる」みたいなイメージだ。
薄まったものであれば、当然異なるだろうが、「そういう欠片」(微細な塊)を吸入してしまった場合でも、影響はあるように思う。
 

物凄く乱暴に書くと、青酸カリのような、極めて少量で死に至るほどの毒物が、シアン化ナトリウム。

 

これが700トンも集積されていた。

 

その付近で、あの大爆発である。

 

他の情報は不明だが、健康被害が心配。

 

詳細情報を待っていたが、耐えきれずBlogを書かせて頂く。

 
 
 
以下は、化学的な知見が全くない方のみお読みください。
水と化学反応と言われてもピンと来ない方が大半かと思いますので、簡単に説明しています。
(本論とは余り関係ないため読み飛ばしても結構です。)
水と化学反応について(クリックして下さい!)
あの爆発は何だったのか。
CHINAは今回も情報を遮断しているため、本当の爆発原因については不明です。
実際の被害者数も情報が錯綜している状態であり、明確なことはわかりません。
ただし水で反応する危険物を集積しているところに、放水してしまったという説がチラホラ出ています。
 
水をかけると爆発
「水と反応」と聞いても、いまいちピンと来ないかもしれません。
錆なども反応の一種ですから、一般に「水と化学反応」と言われても危険性が伝わらない方もいるかも知れません。
ピンと来ないかも知れませんが、水をかけたら爆発するようなものも世界には存在しています。
 
化学反応とは。
少しラフな説明にはなりますが、「燃える」という化学反応で説明します。
酸素とかなりの速さで反応して行く化学反応で、熱や光を放出しているわけです。
皆様の知っている一般に言う「燃える」以上に、遥かに激しい反応はいくらもあります。
中には酸素と「凄まじい反応」をするものもありますし、
その場合は「密閉容器から出しただけで爆発」します。
同じく「水をかけただけで爆発」するようなものもあります。

 
具体例:ナトリウム
塩は「塩化ナトリウム」ですから、よく聞く単語かと思います。
実はナトリウムは金属でして、水と凄まじいまでの反応を示します。
「凄まじい反応」と言われてもピンと来ないと思いますので、動画をご覧ください。
(一分ほどの動画です。)
池にナトリウムを投げ込み、数秒後、「大爆発」を起こします。
(※注 料理に用いる塩が爆発するわけではありません。)
Sodium and water (Pond)
 
事故原因と指摘されている物質
炭化カルシウムというもので、水に触れると「可燃性ガス」が発生します。
水に反応することを知らず、消防隊が水を放水、ガスが発生し、これに引火したのではないか、というもの。
前述のナトリウムの動画をご覧になった方はわかると思いますが、
大規模に集積された化学物質の「大規模反応」というのは、少し想像ができません。
 
 
以下、FNNのニュースです。
実際の爆発の動画(観光客の撮影)がありますが、凄まじいまでの反応です。
上記で指摘したように、「水に反応する化学物質への放水」が指摘されています。
中国天津工場爆発 水に反応する化学物質に放水し大爆発か(15/08/14)
 
 
 
飛散状況について
最も知りたい飛散状況ですが、この点がわかりません。
この部分がクリアになれば、危機啓発の記事を書こうと思っていたのです。
これ以上は待てませんので、見切り発車気味ですが書かせて頂きます。
 
飛散した質量は?
あれだけの大爆発ゆえ、相当量が空気中に飛散したものと思われます。
しかし、そもそもの「飛散した質量」がわかりません。
中国が発表していないため、実際の飛散量は不明。
とは言え、これは情報が遮断されているだけではないと思います。
調査自体が困難でしょう。
700トンものシアン化ナトリウムが在ったというのは、
青酸カリが700トンも飛び散ったようなものですから、調査自体が難しいはずです。
比喩ではなく、装備が甘ければ死にます。
700トンのうち、どれぐらいが飛散したのかは当面、不明だと思います。
 
日本に飛んでくるのか?
これも、申し訳ありませんが、わかりません。
粉塵になった際の重さもわかりませんから、
つまり、粉となった「それ」が(軽くて)風によって飛散するのか、
もしくは(重たくて)地に留まり地下水などへの汚染となるのか、
その点がわかりません。
 
高熱で燃焼しないのか?
あの大爆発(高熱)により、シアン化ナトリウムが無害化されはしないか、と。
そうであれば良いのですが、ネットで簡単に検索しただけではわかりませんでした。
(危険物には詳しくないのです。)
熱による影響、毒性の変化についても不明です。
 
以下、レコードチャイナより。
昨日の夕方に配信された記事です。

天津の大規模爆発、3キロにわたり緊急避難命令―中国紙

配信日時:2015年8月15日(土) 16時26分
2015年8月15日午前11時ごろ(現地時間)、中国天津市の大規模爆発が起きた現場で、避難命令が発令された。同日付で新京報が伝えた。
対象となったのは現場から3キロにわたる範囲で、すでに道路の封鎖措置が取られている。付近にいた当局関係者は「あれがこの近くにある可能性が高い。指揮部も撤退する」と話しており、救助に駆け付けた車両も移動を始めた。関係者が何を指して「あれ」と言ったかは定かではないが、武装警察部隊は爆発地点の東側にシアン化ナトリウムがあるとしている。(翻訳・編集/野谷)
出典:http://www.recordchina.co.jp/a116672.html
 

遅いよ!

 
と思いました。
この報道から、やはりシアン化ナトリウムは無害化されておらず、飛び散った可能性が高いと感じました。
それが上空への飛散なのか、地下への土壌汚染なのかはわかりませんが、「何かはある」と感じたのです。
見切り発車で記事を書く決断をした理由でもあります。
 
 
 
天津市
位置関係も含め、天津市についても調べてみました。
状況を把握するには背景を知ることが重要です。
 
立地・アクセス
首都である北京とは高速道路や電車などで30分~2時間程度の距離。
北京の衛星都市とも言えるのでしょう。
東京にとっての横浜みたいなものでしょうか。
 
工業地帯としても発展
天津甘栗という名でしかご存じない方も多いかも知れませんが、非常に大きな工業地帯が形成されています。
 
中国第五位の都市
市区人口は506万人、都市圏人口は720万人。
上海市、北京市、広州市、深セン市に次ぐ第5位のGDPを誇る。
成長率の高さは、中国国内トップとのこと。
 
貿易拠点:天津港
世界第四位の、凄まじく大きな貿易港です。
重要な部分ですが、大きな港があるがゆえの発展でもあり、
中国全体の「工業と貿易」の重要拠点です。

 
 
 
中国経済に甚大な影響
現在、天津港は麻痺状態、動いていないとの報道です。
 
天津港の麻痺
これは隣接する北京の都市活動にも大きな影響を与えるでしょう。
第二位の北京、第五位の天津が麻痺ともなれば、
国家としての経済活動に甚大な影響が出てくることは容易に想像できます。
 
情報は、入らないだろう。
中国経済に深刻な悪影響を与える可能性が高い。
だからこそ、詳細な情報は出てこないでしょう。
中国政府がひた隠しにするでしょう、
そして、産経以外の日本のメディアは報じぬのでしょう。
※日中記者交換協定が、現時点でどの程度の効果があるか、活きているのか、日本の報道状況を見ています。
 
日本人の死者と安否
私は、この報道が好きではありません。
何かにつけ「日本人の犠牲者は~」から始まるためです。
気になる情報であるのはわかるのですが、(海外の大事故であっても)「日本人の犠牲者はいないので問題ない」とすら聞こえるためです。
今回、安否情報がほとんど報じられていません。
強い違和感を感じます。
 
情報制限?
国家としての経済に大打撃であるゆえ、情報が制限されている可能性を指摘します。
それのみならず、進出している企業側からの安否情報も乏しく(出向している社員は絶対に入る)企業活動や社としての安否確認まで制限されているのかと疑ってしまいます。
もしくは、把握できないほどの状況なのでしょうか。
 
15日の中国国営新華社通信などによると、現場周辺では基準を大きく超える有害なシアン化合物などが検出された。避難所となっている現場付近の小学校からは同日、住民らがマスクを着用して避難を始めた。付近住民の間には二次災害への不安が広がっている。
 
中国天津市で起きた大規模爆発で15日、事故対応に不満を持つ被害者ら数人が地元当局の記者会見が開かれていた同市内のホテルへ押し掛け、当局側が数十人の記者団を一時会見場に閉じ込めて取材を妨害する騒ぎがあった。
 
 
 
日本への影響について
天津の、地図です。
これ以上は、言えません。
wikipediaより。
 
イメージ 1
 
 
偏西風による飛来
残念ながら、偏西風により我が国に飛来する可能性は否定できません。
というよりも上空に舞い上がったのであれば、来るでしょう。
PM2.5や黄砂が我が国に飛来しているわけですから、よっぽどの重量がない限りは。
現在、日本において「シアン化ナトリウムの飛来状況」が測定されているとは思えません。
蛇行している偏西風ですが、詳しいサイトを見た限りでは、都合よく日本に来ない等は、ありませんでした。
 
※特記
続編で触れておりますが、風による飛散については「ほぼ大丈夫」だと認識を改めています。
なにがしかの粒子が飛散したとして、(ゼロになるとは思いませんが)多くは届かないようです。
猛毒のシアン化ナトリウム。中国に【不要な配慮】を行う報道に問題があると思う方はシェア
 
飛んで欲しくないなぁとは思うのですが、、、わからぬままBlogを書くことは怖いのですが、
猛毒でありますので、粉塵として飛散しなかったとしても、
仮に間違っていたとしても、人の命や健康に関わることですから
私が怒られる程度で済むのであれば、書こう!と。
ネットで盛り上がれば、やがて詳しい方が解説してくれると思います。

降雨の危険性
粉塵としての飛来のみならず、降雨としての影響も否定できないと思います。
シアン化ナトリウムの溶けた雨雲として、日本で降雨。
これが最も怖いように思います。
 
飲料・食品への影響
飲料水・ダムへの被害、また農作物への影響も気になります。
こちらはどうなるのでしょうか。
また、日本海側の水産資源には影響はないのでしょうか。
 
 
大袈裟でしょうか?
私はそうは思いません。
簡単に試算してみます。
1トン=1000kg
1kg=1000g
1トンとは(1000×1000)で1000000グラム、
1トン=100万グラムです。
700トンとは、700000000グラム(7億グラム)
シアン化ナトリウムの経口致死量は200~300mg(0.2~0.3g)のため、700トンとは23億~35億人分の致死量ということになります。
(桁が多すぎて自信がないのですが、あってるでしょうか?)
降雨や海洋汚染を考えた場合、相当に薄まるでしょうから「影響は低下する」とは思いますが、量が量ゆえ、「わからない」のです。
 
 
まずもってマスク。
マスクに意味があるかは、正直、わかりません。
危険物に対して、強い知見があるわけではありませんが、やはり「しないよりはしたほうがマシ」かと思います。
そこまで細かい粉塵ではないと思いますから、一定の効果はあるのではないでしょうか。
 
雨の降る日は、出ない。
これは科学的な根拠があるわけではありません。
シアン化ナトリウムの、降雨による測定データを私が持っていないためです。
(恐らくそんなものは測定されていない。)
ただ、「出ない方がいい」と思います。
 
 
もっと短く、わかりやすくまとめようと思っていたのですが、どうしても早く公開したいため、このまま公開させてください。
 
今後、追加情報が入り次第、ブログの本文は編集する可能性があります。
 

日本政府には、シアン化ナトリウムの飛来状況、および「我が国に届くのか否か」について詳細な情報発信をお願いしたいと思います。

見切り発車のようになってしまい、申し訳ありません。

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続編
猛毒のシアン化ナトリウム。中国に【不要な配慮】を行う報道に問題があると思う方はシェア
勝っても嬉しくないギャンブルに、残念ながら私は勝ってしまったようだ。
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