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[転載] フランスのル・モンド紙がテロリストをカミカゼと報じる。 アンドレ・ マルローの言葉

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なでしこりん様のブログ(言論統制のアメーバブログ)より転載させて頂きました。
このブログ(不死鳥復活サイト)のURL: http://ameblo.jp/nadesikorin-fight/
 
(以下、転載記事  ↓のタイトルをクリックして元記事に行けます)


フランスのル・モンド紙がテロリストをカミカゼと報じる。 アンドレ・ マルローの言葉


「ちょっと!!! カミカゼと自爆テロは違うでしょ!! 」
日本の自虐史観を是正しないと、世界からの誤解はとけません!

 なでしこりんです。日本語の中にはそのままの形で国際的に使われる単語がいくつかあります。よく目にするのは「karaoke(カラオケ)」。「ninja(忍者)」や「tsunami(津波)」などもよく耳にします。私たち日本人はそれが悪意の使用でない限り、特に問題視をすることはありません。しかし、悪意を感じさせる命名ならば、そのことはきちんと糺していくべきですね。
   
  Ismaël Omar Mostefaï, l’un des kamikazes français du Bataclan
  http://www.lemonde.fr/attaques-a-paris/article/2015/11/15/ismael-omar-mostefai-l-un-des-kamikazes-francais-du-bataclan_4810208_4809495.html

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 これは フランスの「ル・モンド紙」の一面を飾った見出しです。「イスマエル・オマール・ムスタファは、バタクランのフランスの自爆攻撃団の1人だ。」とでも訳すのでしょうか?バタクランはテロの犠牲者がもっとも多かった劇場の名前です。「kamikaze(カミカゼ)」はもちろん日本語由来の単語ですが、本来の「神風特別攻撃隊」の意味から離れて、「向こう見ずな,自殺的な,無謀な」という意味で使う欧米メディアがいるのが現状です。フランスのウィキペペディアでは「現在では自爆攻撃に自身の命を犠牲にする全ての人も意味する。さらに広く言えば、その生涯やその未来を犠牲にする人による行動もカミカゼと形容される」と説明されています。

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 もちろん日本人ならば「神風特別攻撃隊はテロリストではない」と抗議したくなります。ただ、特攻部隊のパイロットたちがアメリカの軍艦に体当たり攻撃を加える映像は、欧米人には信じがたい戦法であり、恐怖であり、心に深く刻まれたことは確かなようです。おそらく多くの日本人はkamikazeの誤用には不快だと思いますが、そのことを感じている外国人もいることをご紹介したいと思います。今日は「海外の反応」さまのサイトから一部転載させていただきます。

  ■ どうしてメディアは、一般市民を狙う自爆テロをカミカゼって呼ぶの?

   ■ 単純にそういう用語として定着しちゃってるんだと思う。
   ■ 俺は別物だとはまったく思わないけど。
   ■ 俺もテロリストとカミカゼの違いが分からない! 

   ■ ちょっと!!! カミカゼと自爆テロは違うでしょ!! 
   ■ 俺もカミカゼって表現には違和感を覚えた……。 
   ■ ル・モンドよ、頼むからカミカゼと自爆テロを一緒にしないでくれ。
   ■ 単純に、自爆テロと本来のカミカゼの意味合いとはまったく関係がない。
    以下ソースで 
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-1732.html

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 残念ながら、メディアの影響力は強く、kamikazeという単語は今後も使われるでしょう。でも同時に、「ちょっと!!! カミカゼと自爆テロは違うでしょ!! 」と発言する外国人もいることも私たち日本人は心に留めておくべきでしょう。私は、日本の文化の発信力(間違いを訂正することも含めて)が問われているんだと思っています。 と同時に日本の子供たちのどれだけが、「ちょっと!!! カミカゼと自爆テロは違うでしょ!! 」と勇気を持って発言できるのか? 私は日本の現行の教育に潜む自虐史観の是正こそ急ぐべきだと思います。

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 最後にフランスのド・ゴール政権で長く文化相を務めたアンドレ・ マルロー氏の「kamikaze」への所見をご紹介してこのページを閉じたいと思います。ご精読ありがとうございました。 By なでしこりん

 「日本は太平洋戦争に敗れはしたが、そのかわり何ものにもかえ難いものを得た。これは、世界のどんな国も真似のできない特別特攻隊である。ス夕-リン主義者たちにせよナチ党員たちにせよ、結局は権力を手に入れるための行動であった。

  日本の特別特攻隊員たちはファナチック(狂信的)だったろうか。断じて違う。彼らには権勢欲とか名誉欲などはかけらもなかっ た。祖国を憂える貴い熱情があるだけだった。代償を求めない純粋な行為、そこにこそ真の偉大さがあり、逆上と紙一重のファナチズム(狂信主義)とは根本的に異質である。人間はいつでも、偉大さへの志向を失ってはならないのだ。

  戦後にフランスの大臣としてはじめて日本を訪れたとき、私はそのことをとくに陛下に申し上げておいた。フランスはデカルトを生んだ合理主義の国である。フランス人のなかには、特別特攻隊の出撃機数と戦果を比較して、こんなにすくない撃沈数なのになぜ若いいのちをと、疑問を 抱く者もいる。そういう人たちに、私はいつも言ってやる。 《母や姉や妻の生命が危険にさらされるとき、自分が殺られることを承知で暴漢に立ち向かうのが息子の、弟の、夫の道である。愛する者が殺められるのをだまって見すごせるものだろうか?》と。

 私は、祖国と家族を想う一念から恐怖も生への執着もすべてを乗り越えて、 いさぎよく敵艦に体当たりをした特別特攻隊員の精神と行為のなかに男の崇高な美学を見るのである。」 (会報「特攻」第8号より引用)

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