【万象】 科学の花 「いいとこどり」の新品種「ヒャクニチソウ」
鮮やかで多様な色彩の大きな花が人気のヒャクニチソウは、1株当たりの花数が少ない。開花時期が夏だけで短く、うどんこ病にかかりやすいのも弱点だ。一方、仲間のホソバヒャクニチソウは、地味な色合いばかりで小さいが花の数は多く、夏から秋まで咲き病気にも強い。
そこで種苗メーカーの「サカタのタネ」は、両方の掛け合わせに挑戦した。同じ属で近縁だが異なる種同士のため、通常は種子を作らせるのは困難だが、バイオ技術を駆使し克服。カラフルで色数豊かな大輪を長期間にわたって数多く咲かせ、病気にも強い「いいとこどり」の新品種、プロフュージョンを完成させた。(壽)
分類学では 科>目>属>種で、「種」の定義は、交配して子孫を作れることです。
種を超えて属内のものとバイオ技術によって新種を作ったというのは評価すべきことですね。
この画像はサカタノタネからです。
ヒャクニチソウは、その名のとおりに開花期間が長いですが、『ジニア プロフュージョン』というこの新種は病気に強く、生育旺盛で真夏の暑さにも強いということです。
花壇、プランター、鉢植えに適していて、八重もあります。
育て方などはサカタノタネの該当ページへ
そこで想いつきました。
オリンピック期間(7/24~8/9)の東京・成田と観光地、各地の駅などを花いっぱいでおもてなししませんか。個人でも出来ることで、花は何でもいいと思います。