鹿児島県の公費使いまくりの呆れた上海「研修」については、経緯をずっと追ってきました。
鹿児島空港の活性のために、職員を税金で大量に上海へ研修名目で旅行させるというものです。
知事は強引に予算を通し、既に何派かに分けて出発しています。
案の丈、知事の思惑通りにはゆかず、あちらからは「さらなる協力」を求められている始末です。この責任誰がとるのでしょうか。
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上海研修の住民監査請求棄却 鹿児島県監査委員
(2013 08/02 23:15)(南日本新聞)
鹿児島県が公費で県職員らを中国・上海へ研修派遣する事業が「不当な公金の支出に当たる」として、伊藤祐一郎知事に対し派遣中止勧告を求めた住民監査請求で、県監査委員は2日、「違法または不当な公金支出には当たらない」として請求を棄却した。
県公報によると、上海線の維持が鹿児島県の成長発展に不可欠だとする知事は、廃止の影響を勘案して即効性が期待できる事業を緊急的に実施、搭乗率の確実な向上を図ろうとしたとして、同事業は「社会通念に照らして著しく妥当性を欠くことが明らかであるとは認められない」とした。
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鹿児島知事リコール署名活動へ 「上海研修」反対の市民団体
2013.8.11 23:09(産経)[地方行政]
利用が低迷する中国東方航空の鹿児島-上海線を維持するため、鹿児島県が研修目的で県職員らを上海に派遣する事業に反対する市民団体が、伊藤祐一郎知事の解職請求(リコール)に必要な署名活動を9月に始めることが11日、分かった。
市民団体は「県知事リコール組ネバーギブアップ」(堂園晴彦代表)で、事業差し止めの監査請求をした住民も参加。「県民の日常を豊かにするのが地方政治で、研修に税金を使うのは無駄遣いだ」と批判している。
同団体によると、県議会開会予定の9月10日前後に、署名集めに必要な解職請求代表者証明書の交付を県選挙管理委員会に申請。その後、2カ月で約27万5千人の署名が集まれば、リコールの是非を問う住民投票が実施、過半数の賛成でリコールが成立するという。
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これは誰がどう見ても社会通念上の「不当な公金支出」ですね。
しかし監査請求者が外部監査を求めたにも関わらず、知事がワンマン支配する県の既存の監査委員会に委ねられ、この結果です。
最後の手段として、リコール運動が立ち上がりました。
鹿児島の人達の心意気を見せてほしいものです。日本中が注目しています。
桜島は静かなままか