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Channel: くにしおもほゆ
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[拡散希望] 外来種ハクビシンが国鳥のキジを喰い荒らす非常事態!

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キジは日本の国鳥に指定されていて、優美で気品に満ちた姿は国鳥にふさわしいですね。
 
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拙ブログでは以前にもキジのさらに強い保護を呼びかけています。
日本の国鳥、キジを守ろう 』 (2012.02.17)
 
先日、ハンターの方から情報が寄せられました。
外来種のハクビシンが強烈な勢いで増殖して、ハンターが撃つ数よりも遥かに多い頭数のキジが他のヤマドリなどの野鳥と共に喰い荒されているというのです。
 
ハクビシンは中国南部を中心に東南アジアも含めて広範囲に棲息しているジャコウネコ科の動物です。
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いつ頃かペット用か毛皮用に輸入された個体が放されたのでしょう。
日本の森林に棲みついて、中部地方から福島県・新潟県までの地域と四国四県には非常に高密度に、またそれ以外の地域でもどんどん増え続けています。少し古いデータでは大阪府・鳥取県・大分県・沖縄県には分布していないことになってますが、海で隔てられている沖縄県以外は時間の問題で、現時点では既に分布している可能性があります。
 
性格は獰猛で、すばしっこく、ペットには不向きです。
雑食性で農業被害も大きく、タヌキやアライグマによる被害を遥かに超えています。住宅地にも入り込み、屋根裏などに棲みついて家屋を荒します。
 
さてこの有害獣の駆除なのですが、
ハクビシンは夜行性なので、銃による狩りは難しいです。
おまけに肉はマズく、経済的な利益もないのでハンターには魅力ありません。
 
罠による捕獲が適しているのですが、罠を設置する数は法で制限されています。またお金もかかります。行政には予算もありません。
またハンター人口の減少と高齢化によって、有害なイノシシとシカが増えており、キジの棲息場所を荒します。ハクビシンと併せてこれら有害な動物は駆除しなければなりません。(シカは見かけによらず、樹皮や枝葉を食べて樹を駄目にします。)
各地の猟友会には、有害鳥獣駆除の許可を受けた方もおられるのですが広い山岳地帯に数名のような制限を受けていて、彼らは農業被害対策としてイノシシとシカを駆除しています。
一方、農業者は自分の畑や山林の近辺にしか罠を仕掛けません。
結果的にハクビシンはほとんど手付かずのまま、驚異的なスピードで増え続けています。日本の山野から古来種の鳥がいなくなるのは遠いことではありません。
 
環境省は関連官庁と調整して制度を整え、予算をつけて、緊急事態に対応して欲しいです。
美しい国鳥のキジを滅ぼさないために、皆様のご支援をお願いします。
 
環境省 意見送付窓口
 
石原環境大臣 公式サイト ご意見・ご感想
 
首相官邸フェイスブック

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