Quantcast
Channel: くにしおもほゆ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 8894

君側の奸を撃て! 誰と誰と誰が嘘を言っているのか。

$
0
0
「君側の奸(くんそくのかん)」とは、天皇陛下の近くに居ることを利用して、自分の思うように国を動かそうとする輩です。
突然降って湧いたような「退位」の報道が日本中を駆け巡り、世界にまで広く発信されてしまいました。天皇陛下が「ご高齢なのにお気の毒」の声が溢れています。私もそう感じています。


しかし今回の報道には不思議なことがいっぱいあります。
1.最初に報道したのはNHKと朝日でした。
2.「宮内庁高官によると」とか「政府は」とかしか書かれていません。一体誰と誰が言ってるのでしょう。
 拙記事『天皇陛下退位は飛ばし記事か? 誰かの意図的なリークか工作か?』にも書きましたが、朝日新聞デジタルによれば、
 美智子皇后が東宮(皇太子殿下)に話され、それを「宮内庁関係者の話」として報道したものです。
と、なると経緯からして東宮大夫あたりがアヤシイということになります。
 宮内庁次長などが、この報道を否定しましたが、東宮大夫のコメントが見当たりません。
3.皇室典範には「摂政」の規定があるのに、これを無視していきなり「退位」です。
 (皇室典範((昭和二十二年一月十六日法律第三号)の条文はこちら)
4.陛下が公務の削減に難色を示されているという真逆の報道もあります。
 「天皇である以上、全うしたい」と今春に言われたということです。

官房長官のコメントを待ってましたが、やっと出ました。ことの重大さに宮内庁筋に慎重に確認をとっていたのでしょう。


菅義偉官房長官、皇族の減少「早急に対応」 生前退位の検討は否定

 菅(すが)義偉(よしひで)官房長官は15日の記者会見で、内閣官房の皇室典範改正準備室で検討している皇族の減少への対応策について「年内というよりも、早急に対応しなければならないという問題意識を持っている」と述べ、取りまとめを急ぐ方針を明らかにした。天皇陛下が示されている生前退位の意向への対応を同準備室で検討するとの見方には「全く違う」と否定した。
 菅氏は皇族の減少への対応策に関し「かなり具体的な形で対応することができるように検討中だ」と説明。有識者会議の設置は「現時点では考えていない」と述べた。
 安倍晋三首相は今年2月の衆院予算委員会で、皇位継承について「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえつつ、安定的な皇位継承の維持について引き続き検討していきたい」と指摘。皇室典範の改正は、男系男子による継承を維持した上で、皇族の減少への対応を検討していくべきだとの考えを示している。
 一方で、麻生太郎副総理兼財務相は15日の会見で「(天皇陛下が)ご高齢で(公務の)負担がかかるならば、どう対応していくかを政府として考えなければならない」と述べ、政府対応の必要性を指摘した。

おお!流石に菅官房長官。完璧なコメントです。
より大きい問題はむしろこの件です。秋篠宮家長男の悠仁親王殿下は将来の天皇陛下で、大切な大切な存在。不敬ながら万々が一にも「何か」があれば、男系が途絶えてしまいます。不測の事態に備えて、戦後に占領軍の命令によって皇族から外されてしまった宮家は復活させておかなければなりません。

先帝の昭和天皇は自己にとても厳しいストイックな方でした。その姿を見て育たれた今の天皇陛下も、やはりストイックな方です。ハードだから仕事量を減らしてほしいと望まれているとは思いません。
私は個人的には、現段階としてまずは地方へのお出かけの公務を東宮にもっと課すべきだと思います。旧宮家を復活させて、公務に無理なくあたれる体制が急務だと思います。
さらにご高齢になれば摂政を置き、陛下はもっとも大切なお仕事である祭祀(さいき)に専念して頂きたいです。これは日本が日本であるための根幹の文化論でもあります。
そして生涯、天皇として在位して頂きたいと強く思っています。

仮にもし報道の内容が事実だとしたら、宮内庁の幹部たちは口をそろえて国民に嘘をついていることになります。
マスコミにリークしておいて、一旦は否定しておくのは余りに卑怯です。天皇陛下のお気持ちよりも、自分たちの仕事がスムーズに無難に進む道を採ったことになります。陛下の直接お話になる動画が出たとしたら、事前に君側の奸によって誘導されてしまわれるでしょう。
いづれしても許せないことです。
宮内庁に巣食う君側の奸がいることには間違いありません。
早急にあぶり出して追放しなければなりません。



Viewing all articles
Browse latest Browse all 8894

Trending Articles