「堺はひとつ！」市長選へ大阪都構想反対公約
（2013年8月31日18時12分 読売新聞）
堺市長選（９月２９日投開票）に、無所属で立候補を表明している現職の竹山修身市長（６３）は３０日、市役所で記者会見し、「堺はひとつ！ 堺のことは堺で決める！」と大阪都構想反対を強く打ち出した公約（マニフェスト）を発表した。
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竹山市長は会見で「都構想による堺の分割を許してはいけない。住民に優しく足腰の強い自治体を目指したい」と強調。公約では「都構想が実現されれば、堺市は廃止される。政令市の権限や財源を府に返上することになり、地域の一体性が失われる」とした。
具体的な施策では、住民参加で課題を協議する「区民評議会」を各区に置くとし、政令市を廃止して特別区に分割する都構想より「効率的に住民の思いを体現できる」と訴えた。
公約には、かつて堺の町を囲んでいた環濠の復元整備を目指す▽小中学校の全普通教室へのエアコン設置――なども盛り込んだ。
都構想推進を掲げて大阪維新の会公認で立つ、前堺市議の西林克敏氏（４３）も、近く公約を発表する。
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堺は日本が世界に誇る独自文化の歴史都市です。
その歴史と伝統の堺市を解体して〝大阪都〟に編入してしまう企てに大反対です。
堺市の誇りは〝大阪都〟になれば埋没してしまいます。
赤地が巨大になってしまった維新の大阪市の失政の穴埋めに、堺市の黒字が宛にされています。
維新は最初は全うでしたが、迷走を続けて主張もボロボロです。
現市長の竹山候補は、おかしな〝大阪都〟構想を市民と共に迎撃してくれるものと信じます。