「駐日大使として歓迎されることは名誉」 ケネディ氏、外務次官を表敬訪問
2013.11.18 18:39
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外務省の斎木昭隆事務次官（左）を表敬訪問し握手する、キャロライン・ケネディ新駐日米大使＝１８日午後４時３５分、東京・霞が関の外務省（代表撮影）
新駐日米国大使のキャロライン・ケネディ氏は１８日、外務省で斎木昭隆事務次官を表敬訪問した。ケネディ氏は「オバマ大統領やケリー米国務長官は日本を重要視しており、自分が駐日大使として歓迎されることは名誉だ」と述べ、オバマ大統領による大使信任状の写しを提出した。斎木氏は「信頼関係をもとに日米同盟を強化したい」と応えた。ケネディ氏は１９日に天皇陛下への信任状捧呈（ほうてい）式に臨み、２０日に安倍晋三首相などへのあいさつ回りを行う予定だ。
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米国のケネディ大使が着任しました。正式には天皇陛下に信任状を提出したあとで、名実ともに大使となります。
じつは私以上の年代の者には「ケネディ」と聞いただけで、特別な思い入れ・ノスタルジアがあるのです。
若きジョン･F･ケネディ海軍中尉が魚雷艇の艇長として乗り組んでいたときです。ニューギニア沖で日本の駆逐艦「天霧」と遭遇して体当たりを受けました。
魚雷艇は断裂して乗員は海に投げ出されました。
こういうときは相手から機銃掃射を受けてしまいます。
ケネディは死を覚悟したのですが、駆逐艦はしばらくいた後に静かに去っていきました。
皆が味方に救助され、ケネディはサムライの武士道に接したととても感銘をうけたのです。
史上最年少の大統領に就任したあと、一般教書演説に日本人は大変驚きました。「日米は対等のパートナーシップ」という言葉が出たのです。
今なら当たり前ですが、当時の日本は国力もとても小さく、アメリカに従属するだけだったのです。
その後、ケネディはベルリン危機に、キューバ危機に、ＮＡＳＡの友人飛行の推進に果敢にリーダーシップを発揮しました。
テレビの日米送信実験のとき、そのテレビが報じたのが何んとケネディ大統領の暗殺だったのです。
葬儀の日、大統領の幼い姉と弟の姿が目を引いて、世界は涙しました。
息子のケネディ･ジュニアは葬列の棺に向かって健気にも挙手の敬礼をしたのです。
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その左のキャロラインちゃんが、今回赴任したケネディ大使です。
外交経験もなく、オバマの選挙に協力した論功だと言われています。
当たっているでしょう。
ケリーはこのケネディ大使の進言にはあまり反対しないような気がします。
当時を知っているメロメロの親父の期待だけかもしれませんが、とにかく大歓迎です。
