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Channel: くにしおもほゆ
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イプシロン・ロケットがグッド・デザイン賞、運ばれた宇宙望遠鏡「ひさき」は今月中に活動開始

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【科学】
イプシロンにグッドデザイン賞

2013.11.25 07:36(産経)
イメージ 1
 
内之浦宇宙空間観測所から打ち上がる新型ロケットイプシロン=9月14日午後2時、鹿児島県肝付町(山田哲司撮影)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
9月に1号機の打ち上げに成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小型ロケット「イプシロン」が、今年度のグッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)の金賞を受賞した。ロケットの高性能化や打ち上げ作業の効率化を進めた点が評価された
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これはイプシロン・ロケットのお洒落な外装デザインです。
イメージ 2
下段はH2A打ち上げでお馴染みの個体補助ロケットの転用。
上段は前からあるM(ミュー)ロケットの転用。
これらを改良して全く新しいロケットが出来たので、開発費が安いです。
 
イメージ 3
 
整備を短期間ででき、少人数打ち上げの管制ができます。
去る9月14日に1号機が打ち上げられました。
さて、その積荷は何でしょうか。
宇宙望遠鏡なのです。「ひさき」と命名されました。

【科学】
宇宙望遠鏡「ひさき」 今月中に本格運用へ

2013.12.2 09:04(産経)
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、新型ロケット「イプシロン」で9月に打ち上げた宇宙望遠鏡「ひさき」の観測装置が正常に稼働することを確認した。今月中に本格運用を開始する。
 ひさきは高度千キロ前後の軌道を周回しながら、太陽系の惑星を観測する。11月下旬に木星と金星を対象に、地球の大気に吸収される「極端紫外線」という光を捉え、機能を確かめた。
 ひさきは、金星の大気や木星の磁気圏などを観測することで、大気が宇宙に逃げ出す仕組みや太陽風が大気に与える影響を調べる。太陽系の初期にどのようなことが起きたのかの解明も目指す。
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イメージ 4
 
これが世界で初めて惑星(火星・金星・木星など)を専門に観測する宇宙望遠鏡「ひさき」です。太陽パネルを開いた全幅は7m。
このイメージ図の左上に望遠鏡が見えます。
 
下のスペクトルで、左に行くほど波長が短くなります。
ちなみに人間が「光」として感じているのは紫から赤までのとても狭い範囲です。
イメージ 5
「極端紫外線」という光線は、紫外線とX線の中間部分です。大気の存在によって、地球には届きません。
この極端紫外線での観察をします。
これまで人類が見ているようで見えていなかった惑星の科学的な解明が期待されています。
 
 

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