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[転載] 「安倍晋三の復活」

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理瀬さまのブログ『◆安倍晋三さん「美しい国づくり」・創生「日本」・救国ネット支持◆』より転載させて頂きました。
 
(以下、転載記事)

「安倍晋三の復活」 ケータイ投稿記事

イメージ 1
+--【安倍晋三事務所より連絡です。】--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+

皆さんこんにちは!
こちらは安倍晋三事務所です。
ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
連日多くのご声援ありがとうございます。

本日は安倍総理のテレビ番組出演のお知らせです。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
番組:『NHKスペシャル永田町 "権力の興亡』
(NHK総合)

日時:12月22日(日)《本日》
   午後9時00分~

出演:安倍晋三議員、野田佳彦議員他
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
安倍晋三の復活と民主党の分裂そして今日とこれからの政治を与野党のキーマンの証言から読み解く!

皆様是非ご覧になって下さい。

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s-abe@r.s-abe.jp


+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+(2013.12.22[Sun] 18:35)

▼安倍晋三事務所携帯版HP
http://www.s-abe.jp/
*メルマガの配信元です。

■今の第二次安倍政権が発足してから、明日26日でちょうど一年。
22日に放送された『NHKスペシャル「永田町・権力の興亡」』は、消費増税政局での民主党分裂から総選挙を経て特定秘密保護法成立までを中心に検証した「証言ドキュメント」で、全体に見応えのある番組でした。
本文中「安倍晋三の復活」については安倍さん自身の告白もあり、曰く、07年9月の首相辞任から2年後、09年8月の総選挙で地元の支持を失っていれば当選してもその任期で議員を引退する覚悟であったこと、しかし選挙結果はむしろ圧勝であり、それはかえって総裁復帰に意欲的になるきっかけとなったこと、12年8月15日に翌9月の総裁選立候補の決意を固めたことなどは、メディアで語られたのは初めてであったかもしれません。
09年総選挙についてはメルマガ同年9月2日号に具体的に「圧倒的勝利」「対民主党最高得票率の64.25%、121,365票と素晴らしい票を与えて頂き…政治家冥利につきる思い」「この重い責任を果たす為、自民党を再建し、政権奪回へ向け全力をつくします」とありましたが、それから全てが始まったことからは、安倍さんが郷土の山口4区ひいては吉田松陰先生以来の長州山口県が生んだ政治家であることが改めて確認されるでしょう。

さて、「安倍晋三の復活」を振り返る上で看過できないのは、日本維新の会の橋下共同代表との関わりです。
番組では11年2月末、大阪での安倍さんおよび菅官房長官と当時は地域政党、大阪維新の会代表だった橋下氏および維新の松井幹事長の会談が一つのターニングポイント的に取り上げられました。
それはメルマガ同年2月27日号によって「教育再生民間タウンミーティングin大阪」で松井氏と対談した、前日26日のことであったのが知れますが、当時隆盛していた維新とのコネクションが、政界内外の注目を安倍さんに再び集めるのに十分だったことは、当時の報道を思い返せば明らかでしょう。
そういう安倍さんの「再浮上」戦略は菅さんの手による部分が大きいことは既によく明らかですが、番組内でも松井氏が語っていたように維新は安倍さんの合流と代表擁立まで展望していたのに対し、安倍さんは「総裁経験者が離党することはない」(『朝日新聞』12.6.9朝刊)と述べていたのであり、両者は教育再生を端緒に接近しつつ、理想の距離感には温度差があったと言えるでしょうか。
そうだとすれば、安倍さんサイドにあって、間合いの取り方を微調整しながら維新との蜜月を演出した菅さんのハンドリングは、サクセスストーリーとなった再浮上戦略の起点だったのであり、感嘆すべき手腕だったとしてよいのは間違いないでしょう。

その菅さんも関係閣僚として国会答弁に立った特定秘密保護法を巡っては、維新やみんなの党といった保守系野党が政権に協力的な姿勢を見せたことがあり、野党第一党の民主党の頭越しに、番組内でも指摘があったように、法案の修正協議という実務作業を通じて与野党の垣根を越えた枠組みが萌したことは、今後の国会運営における良い先例として、大きな収穫であったに違いありません。
その点、特定秘密保護法はそれ自体、日本版NSCの運用においてアメリカのNSCから情報を提供されるための前提という日米同盟論上重要な「大きな一歩」であるのも確かですが、マクロ的に見れば、安倍さんが「大きな中長期的な課題に備えていく」(10月21日衆院予算委での答弁、時事通信、同日17:26)上ではそれさえ「小さな一歩」であったとすべきかもしれません。
安倍さんは番組の最後で今後の国会運営について「政策ごとの連携」に言及していましたが、一連の国会審議の展開は安倍さんの意を強くさせるものだったと言えるでしょうか。

安倍さんと菅さん、それに石破幹事長は23日夜、維新の橋下、松井両氏および国会議員団の松野幹事長と会談しましたが、それについては、「「改憲パートナー」として関係を持ち直しておきたい」(『産経新聞』13.12.23-21:59)との見方の通りなのでしょう。
維新は上述の通り特定秘密保護法に関して与党との修正協議に応じ、それは安倍さんにとって明らかに今後の国会運営についてのサジェスチョンとなったものの、実際の採決自体は日程に反発して衆参両院ともで棄権しているため今回の関係修復の場が持たれたものと考えてよいのでしょうが、それはまさに、維新との間合いの微調整という、再浮上戦略以来安倍さんサイドに伝統的な対維新方針の一環であると見て大過ないのではないでしょうか。

安倍さんの引き抜き、擁立が叶わなかった維新はその後12年11月に旧太陽の党が合流、12年12月の総選挙では躍進していますが、今年5月の橋下氏の歴史認識に関する発言が批判されて失速、参院選では奮わずに橋下氏が国政への影響力を落とし、10月にはいずれも自民党出身で橋下氏の本拠地大阪選出の谷畑前総務会長代理と松浪総務会長代理の自民復党が噂され(それは石破さんと高市政調会長が一蹴)、今月17日には東国原前衆院議員が議員辞職するなど、党勢を弱めています。
その背景にあるのは、参院選敗北後まもなく松浪、東国原両氏が平沼国会議員団代表の解任を模索(『産経新聞』13.7.31-22:45)したことや、東国原氏が議員辞職に際して藤井同総務会長と園田同幹事長代理を批判したこと、また平沼氏が「維新が分裂になってもやむを得ないとの考えを示した」(『産経新聞』13.12.13-0:20)こともあるように、大阪維新系≒改革派と旧太陽系≒極右派の党内対立や相互不満が潜在的であることなのは、間違いないのでしょう。
それはひいては大阪維新と旧太陽の党の合流がそもそも無理筋で失敗だった可能性さえ思わせますが、それはまた安倍さんが維新との関係で深入りしなかった判断の正しかったことを物語ってもいるでしょうか。
安倍さんの再浮上から俯瞰すれば、維新さえその一つのステップという存在であったということかもしれません。

■党勢の回復しない維新は野党再編に活路を見出そうと橋下氏自らも党の発展的解消に言及、橋下氏が予て民主党右派の前原元代表と気脈を通じているとされるほか、松野氏が民主党で野党再編論者の代表格の細野前幹事長および結いの党の江田代表と勉強会を結成、なかでも結いとは、ほかに小沢国対委員長が両党が来春にも合流することに意欲的で、浅田政調会長も結いの柿沢政調会長と22日夜に会談して「合流を視野に入れた政策協議を事実上スタート」(『読売新聞』13.12.23-13:52)させるなど、中道系野党を全方位的に見据えていますが、その一方では橋下氏が浅田・柿沢会談の翌日というタイミングで、与党で保守勢力の安倍さんと会談しているように維新の足下が定まらないのは今後、野党再編を制限するジレンマとなっていくかと考えられます。
それに関すれば、23日の会談については自民党側に「みんなの党に続き、維新側も取り込んで野党再編の動きを分断しようとの思惑もあるとみられ」(『毎日新聞』13.12.23-23:15)るとの指摘もあります。
結いの江田氏は16年7月の参院選と同年12月予定の総選挙で「一気に政権を取りに行く」として「100人規模で新勢力の結集を目指す考えを表明」(時事通信、13.12.21-21:58)していますが、選挙イヤーの16年後半に向けた野党再編の進捗は、安倍さんが再選を目指す15年9月の次期総裁選にも影響する可能性のあるものでもあり、そうだとすれば、野党再編の分断は「政策ごとの連携」の素地を残そうとするものであると同時に、総裁再選戦略に連関していくものでもあるということなのかもしれません。

江田氏の考える野党再編は維新の分裂と不可分ですが、石原共同代表の橋下氏への信頼が厚く、両者が情意投合している状況ではその可能性は必ずしも高くないのでしょう。
平沼氏は上述の通り「分裂になってもやむを得ないとの考え」に言及しましたが、しかし同時に「党運営について「皆で仲良くする姿勢は崩さない」と発言」してもいるのには、旧太陽系議員の選挙事情が関係しているのかもしれません。
すなわち旧太陽系の現職衆院議員12人から石原、藤井両氏などもともと比例単独立候補の5人を除いた7人のうち、実に5人が選挙区では落選して「橋下人気」によって比例復活当選した議員であり、仮に極右系新党を結成して次期総選挙に臨んでも情勢を楽観できないという判断が成り立つとすれば、それが平沼氏の上記発言に合致する性質のものであることは確かでしょう。
そのように、石原氏の存在感と橋下氏への信頼感、旧太陽系議員の選挙区事情などによって維新の一体性が保たれる状況では、江田氏が「3段ロケット」として構想する野党再編の2段目、旧太陽系を除いた維新との合流の前提たる維新分裂の可能性はやはり高くないとすべきなのでしょう。
従って野党再編は結局、民主党が結いとせいぜい維新改革派の一部を吸収するという不完全な形で終わるのではないでしょうか。
安倍さんは18日、石原、平沼両氏と会談して憲法改正について協力することで一致していますが、「政策ごとの連携」のためにそのように極右派を後押しすることが維新の一体性維持に繋がるという構造があれば、安倍さんなどは野党再編の芽を早期に摘むことを戦略としているということを見て取れるのかもしれません。
実は安倍さんと石原、平沼両氏の会談は維新分裂を誘発したい結い結党と同日、また橋下、松井、松野三氏との会談は上述のように維新と結いの政調会長会談の翌日なのであり、それらの事実は、与党が野党再編の動きを巧妙に追って潰しているようにも見えるのではないでしょうか。

また、安倍さんには旧太陽系以外にも、大阪維新系の維新議員との繋がりがあることも見逃せません。
例えば山田筆頭副幹事長と中田国対委員長代理の出身の旧日本創新党は、保守再建に向けて、安倍さんの率いる創生「日本」および平沼氏の率いた旧たちあがれ日本とともに10年6月10日に「日本を救うネットワーク」(救国ネット)を構成したグループ。
山田、中田両氏はいずれも地方首長経験者であり、地方分権などを結集軸に党内では橋下氏に近いかと思われますが、安倍さんは地方分権に通じる道州制に否定的でないこともあり、その点で維新内部の安倍さんへの親和性は、保守主義以外の観点からも、潜在的にはかなり強いと言えるのかもしれません。

■17日に閣議決定された『国家安全保障戦略』において、安全保障と愛国心が関連づけられましたが、その中の「我が国と郷土を愛する心」との文言は、今の教育基本法にある「我が国と郷土を愛するとともに…」を想起させます。
7年前に安倍さんが若い首相として率いた第一次政権は一年で退陣しましたが、その間に残したものの一つが、今回安全保障と体系的に連関した今の教育基本法なのであり、それは、これまでの歩みで無駄なことは何一つなかったのだということを思わせます。
今年は、他にも保守再建や再浮上戦略などのこれまで見てきた全てが、今とこれからの成功に繋がったことを確信させた一年でした。


(R)

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