東芝、植物工場を検討 英原発買収は来月にも最終合意
2013.12.27 23:04(産経-経済)
東芝の田中久雄社長は27日、産経新聞のインタビューに応じ、野菜などを栽培する植物工場の開設を検討していることを明らかにした。照明などの自社技術を融合し、農業ビジネスの事業化につなげる狙い。英国の原発事業会社「ニュージェン」の買収に関しては、来年1月にも最終合意し、現地で原子炉3基を建設する方針を示した。
田中社長は植物工場について「(東芝は)照明や水、空調などの技術を全部持っており、強みを生かしたものができる」と述べた。休眠中の施設の転換などを検討する。
6月に就任した田中社長は、グループの技術や製品を組み合わせて市場を開拓し、事業を拡大する「創造的成長」を掲げる。植物工場のほか、インフルエンザ感染を簡易に検査できる機器なども来年以降の事業化に向け検討を進めている。
一方、ニュージェンの買収については、スペインの電力大手に加え、仏電力大手のGDFスエズからもニュージェン株の一部を買い取り、過半数を獲得する方針。ニュージェンが英中部で予定する原発の建設を受注し、2020年代半ばの稼働を目指す。田中社長は「(事業規模は)原発プラントに送電網などを加えると1兆7千億円以上になる」と強調した。
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この産経記事には重要なポイントが2つあります。
東芝は日立と並んで世界に冠たる原子力工学の技術を持っているのですが、技術は常に使って磨いていないと陳腐化します。その意味で素晴らしいニュースです。
ただ日本国内で出来ない点はとても残念です。
もうひとつの植物工場も注目ですね。英語で工場はプラントだから、プラント・プラントでしょうか。以前から屋内で水耕栽培する施設はありましたが、このプラントはどういうイメージなんでしょうね。
太陽光の採光に加えて植物に最適な波長の光を補うこと。空気中の炭酸ガス濃度を高水準に管理すること。もとより重要な温度管理は原発施設からの電力エネルギーをふんだんに使うということかもしれないですね。
外界からの微生物侵入(靴・衣服・手指・空気・水などによる)を遮断すれば、農薬は要りません。
採算さえ合えば、限られた面積を工夫次第で何倍にも活かすことができます。
先日には光合成を促進する遺伝子技術のニュースもありました。
日本の技術はとにかく凄い
「電球から原子炉まで」の東芝頑張れ。
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