【自衛艦おおすみ衝突事故】目撃者「釣り船が衝突」 救助の2人と食い違い
2014.1.18 17:18(産経)
広島県大竹市沖で海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」と釣り船が衝突、2人が死亡した事故で、事故直前の両船の動きを現場近くの島から目撃した男性が18日、「釣り船がぶつかっていったように見えた」と証言した。
第6管区海上保安本部(広島)もこの証言を把握。救助された釣り船の2人は取材に「おおすみが加速してきて衝突された」と食い違う説明をしていることから、6管は航跡の分析を慎重に進める。
目撃したのは衝突現場の南西約1・4キロにある阿多田島で養殖業を営む宮下純さん(40)。15日午前8時前、自宅のある高台から南進するおおすみの右舷が見えた。その直後、沖合に浮かぶ猪子島の陰から、左舷後方に向けて白波を立てて近づく釣り船が出現した。
宮下さんによると、おおすみは汽笛を4、5回鳴らし、3、4回目が鳴ったときに釣り船はおおすみの陰に隠れて見えなくなった。
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もうこれで決まりではないだろうか。
100歩譲れば、海には道路と違って線も引いてないし、衝突は双方が動点なので、互いの主張が大きく乖離することもある。
自宅のある丘から毎日海と船を見ている男性が証言した。これは定点から動点を見た結果であって、信頼性が非常に高いと思う。
あとは機器のデータで裏付けをするだけ。
生存者は真相を話さないままで仲間を送るのか。
私の関心は、なぜ輸送艦にまつわりついたのかの1点に集中する。
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