いずれは「クモの糸」で車・飛行機…量産化成功
軽く、強く、伸縮性のある「夢の繊維」の実現に向け、人工改良したクモの糸を量産化する技術の開発に世界で初めて成功したと、山形県鶴岡市の企業「スパイバー」が発表した。
24日、都内で記者会見を開き、この糸で作ったドレスを披露した。
スパイバーは6年前、慶応大学の大学院生だった関山和秀社長(30)が3人で起業した。糸を作り出すクモの遺伝子を、微生物に組み込む技術を開発。効率良く糸を作らせるように遺伝子を改変し、量産化にメドをつけた。今年11月には月当たり100キロ・グラムの糸を生産する工場を完成させる予定だ。
この糸は、改良が進めば炭素繊維並みの強度とゴムのような伸縮性を持つと期待されており、同社は自動車や飛行機、人工血管などの医療用素材などへの応用に向けた研究を進める。
(2013年5月25日10時34分読売新聞)
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古来、人類はカイコの繭から糸を紡ぎ、美しい服を作ってきました。
クモの糸は芥川の短編小説のモチーフになったように、軽くて丈夫です。
カイコは特に日本に渡って来てから、先人の努力で長年かけて品種改良されてきました。
遺伝子をいじってどんどん糸を吐くクモは第二のカイコになってくれるでしょうか。
さてこの発表会、見たわけじゃありませんが、よく考えたアピール方法として大成功だと思います。まずは視覚に訴えないと、誰も注目してくれません。
さあこれからです。ご本人もアパレルでやってゆこうとは思ってないでしょう。
この新技術を新たな分野に適応させて、いろんな分野の企業が提携に名乗りでるでしょう。
日本人のことです。必ず成功させるでしょう。
私もこういうのを考えるのが大好きです。
軽くて丈夫で弾力がある適正を活かし、さらに炭素繊維の欠点もカバーできます。
めがねフレーム。
テニスのラケット。
渓流釣りの竿。(カーボンロッドは電線に触れて感電する事故がある)
釣り糸。(水中に放置されても年月をかけて自然分解する糸が開発できる)
まだまだ拡がりそうです♪
動画付き英文記事 ↓
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